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朧の森に棲む鬼☆1月21日昼、市川染五郎 [劇団☆新感線]

  ♪昨夜書いた内容には変わりはないんですけど、全体的に追加しちゃいました。
   すみません。とりあえず今回はこれで終わりです。 1/23 23:30♪

久しぶりの新感染!
「いのうえ歌舞伎」の染さんはカッコイイんだよ~。

※少しですがネタバレもありますので、これから観られる方はご注意くださいね!
 それと、あくまで私の感じたままの感想ですので~。

  大阪松竹座のHP  大阪松竹座 新築開場十周年記念 朧の森に棲む鬼 
    
※今週の土曜日までは東京の新橋演舞劇場で上演中です。

【観劇日】1月21日(日)お昼、1階17列下手、新橋演舞劇場
【出  演】市川染五郎(ライ)、阿部サダヲ(キンタ)、秋山菜津子(ツナ)、真木よう子(シュテン)、
 高田聖子(シキブ)、粟根まこと(ウラベ)、小須田康人(サダミツ)、田山涼成(イチノオオキミ)、
 古田新太(マダレ) 、ほか
【作】中島かずき 【演出】いのうえひでのり

開演前、客席に入るドアの前のところで、
いのうえさんが入り口をじっと見ながら立ってはりました。
そのまま1階席の一番後ろの補助席で、
最初から最後まで観劇されてた。お隣は中島さん。
カテコの頃には染さん関係の方達もいらしたように思います。
カメラ撮影が入っていたんでしょうか。
劇場の外に出た時に撮影用の車が停まってました。
(カメラには気が付きませんでしたので不明)

1階の17列は2階席がかぶっているのでやや暗い印象。
段差が少ない割には見やすいのは舞台が高いから?
最前列だと首が痛いくらいでしょうか。どうなんでしょう。
ちょっと遠いのでお顔の表情がわかりにくかった。
大勢出てくると誰が誰だかわからない!状態もありました。
まあ、でも、初回なので全体を観るにはよかったと思います。
花道には近かったので、その点では楽しめましたしね。
染さんが花道で見得を切るのはやっぱりカッコイイ!!

今回の舞台。役者さんも舞台演出も豪華で華やか。
光のカーテンが凄くきれいなんですよねえ。
これ、2階席からの方がきれいに見えると思います。
来月の大阪公演では2階席もあるので楽しみ。
松竹座は2階席でもそんなに遠くはないし、
光のカーテンは上から見た方がきれいなんですよ。

歌もお笑いもあって、新感線らしさもばっちり。
そんな感じで終わり頃までは凄くよかったんですが、
うーん・・・あの終り方・・・よくわからなかった。
へっ?!これで終わり??みたいな。(^_^;)
自分の中でラストが消化しきれなかったの。
いつもと違う終わり方なので戸惑ったのかもしれません。

私的には、秋山さんの最後の言葉というか、
古田さんや阿部サダさんとのシーンが後にきた方が、
スンナリ落ち着いたような気もしますが、
ラストのイメージはいのうえさんが決めていたようですね。
中島さんはそれに向かって書いていかれたんだとか。
パンフレットを後から読んだら、そう書いてありました。
ちなみに「リチャード三世」を下敷きにしているそうです。
冒頭のシーンだけは「マクベス」だそう。

でも、まだよくわからないの。
大阪で観たら、また感想が変わるんじゃないかな~。
そんなわけで今回は短めに!(← 嘘でした)

染さんは相変わらず素敵。
殺陣のシーンとか、惚れ惚れしちゃいますね。
でも、ちょっと体調が悪かった?
もちろん、それでも十分に演じてはりましたけど、
いつもに比べると声の艶っぽさが少なかった。
舞台の上でかなりの水を浴びるシーンがあるので、
風邪ちゃうか?とダーリンが心配してました。

阿部サダさん。
私達は二人とも苦手だったんですが、今回はよかった。
凄く惹かれる役柄でした。上手いですねえ。

秋山さんもカッコイイです。「SHIROH」以来。
最初のオボロのシーンでは誰が誰だか???でしたが、
声を聴いた瞬間に「秋山さんだ!」と嬉しくなっちゃった。

他の皆さまもとっても素敵でしたよ~。
それぞれの感想は大阪公演の時にしますね。

ああ、しかし・・・
ここに、じゅんちゃんもいたらなあ!
なんて思ったりして。

お笑いネタもたくさんあったんですけど、
すみません。笑い過ぎてよく憶えてません。
粟根さん達の時事ネタものは納豆でした。
ある、あるっ!と叫んでて大ウケ。さすがです。

カテコでは罰ゲームがありましたよ~。
帝劇から来たという堂がね剛?による「仮面舞踏会」。
いきなりの展開に客席の皆さまは大笑い。

スタンディングはいきなりはなくて、
最後の最後の最後に・・・という感じでした
私達はラストが腑に落ちなかったので、
今回はなかなか立てなかったんですけど、
皆さんはどうだったんでしょうか。

 小倉アイス大好き♪

以下、大したことじゃないんですけど、
お芝居を見ながら、ぼんやりと考えていたこと。

おぼろ達はライに何をさせたいのか・・・?
私にはそれがよくわからない。

ともかく、きれいな舞台でした。
舞台全体が絵のように感じる時があるくらい。
青い光に照らし出された一枚の絵。

そんな中、ラスト近くでの血しぶきが生々しい。

(新感線で血しぶきって珍しいですよね?
 「浪人街」を思い出しました。)

でも、そう。本当は生々しいんだよね。
舞台の上で行われているのは大量の殺戮。
どちらの国の人達も次々に殺されていく・・・。

ライはそのために存在するの?
どうしてライなの??

彼にはもともと大きな野望などなかった。
強いて言えば悪に徹することができる。

それだけが必要な素養だったのか。
全ては破滅に突き進むように最初から仕組まれている。

そして、最後は古い御伽噺と同じ。
ライが死んで、悪は滅びた。めでたし、めでたし?
その後は・・・どうなるの??

全ては森を守るためなのか。

なんだか、疑問符だらけです。
何を伝えたいのか、考え過ぎのような気もします。
風邪のせいかもしれません。

また来月も何度か観ます。
難しいことは何も考えず、ただ楽しむか、
また考えてしまうのか・・・。

その日の気分次第でしょうか。

でもね、ともかく楽しいのは間違いないの。
やっぱりいいですねえ。新感線のいのうえ歌舞伎。
エンターティメントとして十二分に楽しめます。

そんなわけで、皆さまも朧の森へ是非どうぞ。
そして、ご自分が感じるそのままにお楽しみくださいな。
ただし!

くれぐれも森の奥深くに迷い込まれませんように。
朧の森には恐い魔物が棲んでいますよ~。^^


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コメント 4

今晩追加するまで待てなかった(笑)
一味違うラストだったよね。私も「あれれ???」と一瞬思ったけど、
これはこれで含みがあっていいのかなって思いました。
もう少しウラベが活躍してもらっても良かった私です(粟根ファンw)
by (2007-01-23 19:06) 

kanon

Periちゃん、ごめんねー。中途半端に書いちゃって。
ともかく出しちゃわないと完成しない気がしたのー。
追加したので、またよければ読んでね。^^

やっぱりラストは「あれれ???」だったのね。
でも、さすがPeriちゃん。切り替えが早い。
粟根さんは私ももうちょっと出てほしかったです。
眼鏡キラリン☆風のとこももっと欲しかったし!
納豆ネタはめっちゃめちゃ笑えましたよ~。
by kanon (2007-01-24 00:23) 

やっぱ、行きたくなってきた(笑)
by (2007-01-28 12:26) 

kanon

魔女さん、そう?ならよかった。^^
楽しいよ~。是非、どうぞ。
by kanon (2007-01-29 01:54) 

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