グローブ座☆2007年秋旅行⑥9/25 [2007秋旅行]
The Royal Park Hotelはタウンハウスの一角にあるホテル
今までの旅日記はこちらからどうぞ。＾＾
①いざロンドンへ！☆9/22 ②スージーに会いに♪☆9/23朝 ③ＵＫドライブ☆9/23昼
④セブン・シスターズ♪☆9/23夜 ⑤ドライブ２日め☆9/24
前日から３泊予定のホテルは"The Royal Park Hotel"。
うーん・・・まあまあ、というところでしょうか。
上の階の音がよく聞えて、ちょっと煩かったのが難点。
なんとなくお部屋が使い辛かったけど（空間のとり方がよくない）、
ベッドとバスルームはゆったりしていました。
ロンドンのホテルの建物は大きく２つに分けられます。
はじめからホテルとして建てられたホテルと、
住居だったタウンハウスを改造してホテルとなったもの。
初日に泊まっていたホテル"Cavendish"は前者で、
"The Royal Park Hotel"は後者。
一枚めの写真の建物ははかなり横長なんですが、
その建物全てが"The Royal Park Hotel"ではなく、縦割りで他のホテルも入っています。
外観は同じでも手入れや内装など、それぞれのホテルによって違ってくるの。
私達はロンドンではこのタウンハウス形式のＢ＆Ｂに泊まることが多い。
今回は朝食が別なのでＢ＆Ｂではないけどね。
さて、英国３日め。小旅行の後なので朝はちょっぴりのんびり～。
でも、お天気もいいので、朝ごはんを食べに９時半前にはホテルを出ます。
ちょっと遠いけど、今朝の目的地はコヴェント・ガーデン。
ホテルから地下鉄までは歩いてすぐで、その目の前がケンジントン・ガーデンズ。
気持ちいいお天気なのでちょっこっと寄って、深呼吸！
うーん、気持ちいい！
ランカスター・ゲート駅からコヴェント・ガーデン駅へ（どちらの駅もエレベータなので楽）。
到着したら"WAY OUT"の表示に従って外に出ます。
大きなエレベータ！
ぼけぼけ写真なんですけど、いろんな服装の方がいてはって、おもしろいでしょ？
さっ、コヴェント・ガーデンといえば、ロイヤル・オペラ・ハウスです！
右の写真は「ロイヤル・バレエ・スクール」。なんだかドキドキしちゃう。（笑）
こちらはロイヤル・オペラ・ハウスの正面。左手奥にボックス・オフィス。
朝のバック・ステージ・ツアーに参加できるなら、朝食を諦めようと思ってたんですが、
無事に食べれました。（笑）この日はやってなかった？みたいです。
せっかくだから翌日以降も聞いてみましたが金曜日まで空きはなくて諦め。
ダーリンが楽しみにしていたのになあ。予約しておけばよかったな。
以前、一人で参加した時に楽しかったので、今回は一緒にと思ってたんですよー。
気を取り直して、朝食。お腹が空いたわ！
マーケットの一角にあるカフェ。右手の赤い看板のところだったかと。
平日のこの時間はマーケットも人が少なくて、静か。ちょっと寂しい。
賑やかなコヴェント・ガーデンには旅の最終日にまた来ます。
朝食も食べたし、これからどうしようかな？
実は私はシェイクスピア・グローブ座に行ってみたくて。
こちらも毎日ツアーをしていて、しかも参加しやすそうだったの。
お天気もいいので（理由は後で）観劇もしたいなあ、なんて。
ダーリンがシェークスピア劇を好きじゃないのは知ってるんだけどね。
そんなわけでちょっと強引に決めて、タクシーでＧＯ！
グローブ座はサウスバンク、テームズ川を渡った南側にあります。、
地図はこちら。 公式ＨＰ → シェイクスピア・グローブ座
４００年前の劇場を同じ建築様式で同じ場所に再現したもの。
この劇場の構造を参考に、舞台を円筒状の客席が囲むように設計されたのが、
東京グローブ座〈磯崎新氏設計〉になります。 公式ＨＰ → 東京グローブ座
昨年の秋に東京グローブ座に行ったんですが、いい劇場だなと思いました。
でも、この２つの劇場には大きな違いが！それはこれ～。
じゃ、じゃーん！！！（なんて大袈裟な）
シェークスピア・グローブ座の１階席からの眺め。
気持ちいいお天気でしょー♪
・・・ではなくて、
真ん中部分の屋根がないの！
そんなわけで、お天気がいい日に観劇してみたかったんですよ。
英語でのシェークスピア劇。私にわかるわけないんですが（自慢かい！）、
以前、英国で「真夏の夜の夢」を観た時、なんだか楽しかったから。
シェークスピアが生きていた当時そのままの劇場で、どんな風に声が響くのかとか、
あれこれ興味もあって。演目も調べ済みだったり～。観る気満々。（笑）
お芝居の上演期間は５月～１０月中旬のみ。
この期間の内部見学は午前中のみとなります。間に合ってよかった。
上演期間以外の期間は終日見学ツアーがあります。
ツアーの申し込みは劇場に隣接するエキシビション・センターで。
ここの見学ツアーは１５分か２０分おきくらいに実施されるので、
予約していなくても大丈夫だと思います。
私達は１１：３０からのツアー。ツアー開始の時間を待つ間に、
エキシビション内を見学できます。衣装や楽器が展示してあったり、
フェンシングの稽古の実演が見れたりします。
舞台では劇場のスタッフが午後の上演の準備中・・・
ツアーの内容は３０分ちょっと。上演期間中だからか？？
舞台裏には入れなくて、それがちょっと残念。でも、楽しかったです。
子供達が真剣な顔で熱心に質問したりしていました。
全体がわかり辛いと思いますが・・・
木造の円筒型劇場で、中央の中庭部分は立ち見客用の平土間になります。
舞台は建物から土間に突き出す形で設置。円筒の部分が桟敷席。
この日のマチネは"The Merchant of Venice"
「ヴェニスの商人」です。
「肉は切り取っても良いが、
契約書にない血や髪の毛など他の物は何一つ切り取ってはいけない」
という、有名な大岡裁き（古い？）のある物語。
この頃、日本で市村さんと藤原くんがやってたんですよね。
観たかったんですよー。喜劇だし、ちょうどいいかなと。
そんなわけで、ダーリンを無理矢理誘って観ることに。２階の桟敷席。
寒くなったら帰るという条件付。桟敷席は屋根があるとはいえ、
野外だし、この日は思っていたより寒くなってきたから。
ちなみに、１階の立見席は５ポンドとかなり安かったです。
開演前に近くでランチ。
この日はどうしても美味しいものが食べたくて～！！
お隣のテート・モダン（Tate Modern）のレストランへ。
いい感じでしょ？
ハンバーガーです！めっちゃ美味しくて、大満足♪
ちなみに、皆さん、フォークとナイフでカットして食べます。
はさんでかぶり付いた方が美味しいと思うけどなあ。
まあ、でも、郷に入れば郷に従え！てことで。と言いつつ・・・
最後は小さくカットしたものをサンドしてかぶり付いた私です。＾＾；
デザートのなんとか（笑）プディング。美味しかったよ。
二人ともハンバーガー、フライドポテトは一人前（それでもたっぷり～）、
デザートも私だけ、後はお水に、お紅茶とカフェ・ラテで、合計約４１ポンド。
日本円にして、９６００円なのですよ～。高いでしょー！！
ともかく今回のロンドンは物価もポンドも高くて。食べる時もドキドキ。
この日は美味しいもの食べたい病だったので値段は気にしなかったものの、
びっくりだったわ。でも、お店の雰囲気もスタッフの感じもよかったです。
今回のロンドンでは一番美味しかったのがここのランチでした。＾＾
男性ですよ～！
時間になったので、いそいそと劇場に向います。
入り口を入ると、劇場のお庭（というのか？）を出演者の方が歩いてはりました。
こういうのって、なんだかあれしい。カメラに向って、ポーズしてくれるの！
立見席は凄い人、ここの方が暖かかったかも～
劇場の中に入ると、熱気に溢れていました。
これは前座の風景。パフォーマンス中の撮影は禁止なので
〈この時に説明してた〉、これ以降の写真はありません。
見学ツアーの時もそうでしたが、劇場の案内スタッフが、
ご年配のおじいちゃん、おばあちゃんが多くて、
ボランティアさんなのか？ちょっとよくわかりませんけど、
皆さん、楽しそうにご案内してくれました。
１幕の途中で急病人が出たりしたんですが、その対応も素早かった。
さて、肝心の劇の方ですが、とっても楽しかったです。
役者さん達の演技もとても素晴らしかった。
１階の立見席の群集の中を掻き分けて登場されたりとか、
客席の皆さんも一緒に楽しめる雰囲気で、私は好きです。
野外というのは気にならなくて、声もよく聴こえました。
もちろん、マイクなんてなく、昔どおりのスタイル。楽器も生演奏。
演奏者の場所は決まっているわけではなく、場面、場面で、
いろんな場所で演奏します。
ダーリンも思っていた以上に楽しめたみたい。よかった！
ただ、やっぱりかなり寒くなってきてしまったので、
残念ですが、２幕の前に帰りました。次回は最後まで観たいと思います。＾＾
テート・モダンの前の橋。正面がセント・ポール寺院。
寒くなってきたと思ったら、どんとん暗くなってきて・・・
のんびりと写真を撮っている場合ではなかった。
橋を渡っている途中で雨が降り出したので、慌てて、走る、走る。
渡ったところの建物で雨宿り～。土砂降りです。夕立？
こんなところで雨宿りしている人も・・・
こちらでは少しくらいの雨なら傘もささずに歩いている人が多いのに、
さすがに皆さん雨宿りされていました。
気になるのはグローブ座。ちょうど２幕が始まった頃。
途中で雨が降ったらどうなるんだろうと思ってたんですよ。
もうちょっと残ってるんだった。残念。
雨も止んだし、せっかくなので、セント・ポール寺院へ。
この日は５時からセレモニーがあるようでした。
地元の紳士・織女風の方達が奥の広間に入っていかれます。
誰でも参加できるようでしたが、途中で中座するのは悪いので、
遠くから少しだけ聖歌隊の歌を聴きました。
教会中に歌が響き渡って、とっても素敵だったわ。
最後まで聴きたかったなあ。今日はこういうことが多いな。
外に出るとまた少し雨がパラついてきたので、近くのスタバへ。
左はエスプレッソ。右のカップがおっきくないですか？
しばらくすると、晴れてきたので、ともかくホテルへ戻ります。
ふたたび、ケンジントン・ガーデンズ。
ホテルに戻り、服を着こんで、さっ、観劇です。
今夜は"Billy Elliot the Musical"。楽しかった！
夜は劇場近くのイタリアンへ。
ワインにミネストローネ・スープ。
バスタは予想どおり湯で過ぎ。でも、お味はよかったです。それと、リゾット。
はあっ！ようやく長い一日の終わりです。
ここまで読んでくれた皆さま、ありがとうございます。＾＾
そんなわけで、翌日へとつづく。
※今回の旅の日程表はこちらです。 ２００７年秋旅行旅程表 地図はこちらをどうぞ。
わ～！グローブ座に行かれたのですね！！いいな～。
しかもそこで本場のヴェニスの商人！
私はその頃日本でヴェニスの商人を見ていましたが。（笑）
演出家がRSCのグレゴリー・ドーランだったこともあって、こちらも王道？な演出のシェイクスピアでした。楽器も生演奏で。開演前には仮装した役者さんがロビーや客席をうろうろしていて、お客さんにちょっかい出していたり。
日本のグローブ座に入ったことありますけどね（＾＾；
イギリスのシェイクスピアの生家とかも行ってみたいです。
朝食もおいしそう！
ケンジントンガーデンも素敵ですね。
大の紅茶党の私は、イギリスで紅茶が飲みたいです。
by さらは (2007-11-12 21:02)
グローブ座、歴史が感じられて素敵ですね！
次回ロンドンに行けたら、是非行ってみたいです。
私も、さらはさんと同じく、銀河劇場で市村さんと藤原君のを観ました。
とっても楽しかったです。
by もも (2007-11-13 08:23)
この舞台は値打ちがありますね。
台詞がわからなくても十分楽しめそうです。
by punchigoo (2007-11-13 09:10)
★さらはちゃん、おはようございます！
グローブ座はよかったですよ。ロンドンに行く時は是非。＾＾
市村さんと藤原くんの「ヴェニスの商人」は観たかった！
せっかく関西でも公演があったのになあ。残念。
RSCの演出家さんだったのね。私は向こうの演出の方が好きです。
再演があれば、是非行きたいなあ。
ストラトフォード・アポン・エイボンには最初の英国旅行で行きました。
シェイクスピアの生家には行ったかな？憶えてないんだけど（汗）、
素敵な街でした。ここで「真夏の夜の夢」を観たの。
ケンジントンガーデンは翌日の日記でもまた出てきます。
ピーターパンの像がある公園なの。＾＾
イギリスで飲む紅茶はやっぱり美味しいよ～。
★ももさん、おはようございます♪
グローブ座は見学もお芝居もどちらも楽しかったです。
今度行かれる時はは是非どうぞ。
ロイヤル・オペラ・ハウスのバックステージ・ツアーもおもしろいですよ。
衣裳部屋に入れたり、舞台裏のお稽古場も見れます。
市村さんと藤原くんの「ヴェニスの商人」は観たかったんですよ。
やっぱり楽しかったんですね。またやってほしいなあ。
★ぽんたさん、おはようございます。
そうですね。台詞がわからなくてもともかく楽しめました。
役者さん達の動作や表情だけでも笑えます。
nice!ありがとうございます。＾＾
by kanon (2007-11-14 07:44)
このグローブ座は、映画の恋に落ちたシェイクスピアの舞台じゃないのかなぁ？映画にこの舞台が出てきたような記憶があるぞ！
それとね、kanoちゃんに聞きたかったんだけど海外旅行行くと
食事の量の多さに驚く事が多いんだけどイギリスもやっぱり量は全体的に大目・大きめなのかな？？？
by (2007-11-17 21:50)
Periちゃん、ありがとー！
「恋に落ちたシェイクスピア」。観た観た。こういう場面あったよね。
この映画のロケで使われているのとはちょっと違うみたい？
でも、その当時のを再現してるだろうから、似てるよね。
イギリスの食事も多めだよ。大きなお皿いっぱいにこれでもｔか！
というくらいに盛られていたり、特に、フライドポテトとか、
茹で野菜の付け合せとかは別のお皿でてんこ盛り～、のことも。
ここの写真にあるハンバーガーは普通の量だったけどね。
デザートも大きいです。
by kanon (2007-11-18 12:00)
魔女さん、こんばんは。nice!ありがとう♪
by kanon (2007-11-20 01:07)
まぐわささん、こんばんは。nice!ありがとうございます。＾＾
by kanon (2007-11-21 00:24)