ルカス・ペルマン&マジャーン・シャキ　スペシャルライブ☆２月２７日夜：海の音、空の青、風の声・・・：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

ルカス・ペルマン&マジャーン・シャキ　スペシャルライブ☆２月２７日夜　[舞台全般] [編集]

今週の水曜日はルカスとマジャーンのライブに行ってきました。
とてもよかったです。

★2008.02.27 Evening B列上手ビルボード大阪　※以前のBlue Note Osaka

Lukas Perman & Marjan Shaki
Piano: Lior Kretzer Navigetor: Isao Takashima

歌ってくれた曲はこちらをどうぞ！

アンコール曲は「ダンス・オブ・ヴァンパイア」と「アイーダ」から一曲ずつ。
二人で歌ってくれました。

今回はミュージカルの旅へようこそ、ということで、
いろんなミュージカルからたくさんの曲を歌ってくれました。
知らない曲も多かったけど、でも、楽しかったです。
ナビゲータの高島さん（こんな字？）は昨年のルカス&あっきーの
コンサートにも出演されていた通訳の方で、笑顔が優しい素敵なおじさま。
ただ、司会進行は慣れてはらないようで、ちょっとぎこちいところがあった。
司会進行とかなくてもいいんだけど、そういうわけにもいかないのかな？
ルカスはサービス精神旺盛だから日本語も交えてあれこれ喋ってくれるんですが、
それも歌との間合いがなんだか合わない気がして、ちょっと微妙。
歌う前にもう一呼吸とか、歌い終わった後の余韻がもの足りなくて、
落ち着かない時がありました。

そういうところも含めて、同じ場所（当時はBlue Note）であった、
昨年のマヤさんのコンサートと比べると力量の差を感じたりもしました。
まあ、でも、実際にマヤさんとは年齢もキャリアも上だしね。
ロミオとジュリエットのように、二人の年代だからこそ似合う歌もあるし、
何よりも、５年後、１０年後の二人がとても楽しみだなと思いながら聴いていました。

特に、マジャーン。様々な曲を歌ってくれたんですが、
歌う曲によって彼女の声の色合いが違って聴こえるの。そこが魅力。
ジュリエットのような可愛らしい歌声から、娼婦猫が歌う♪メモリー♪まで、
いろんな雰囲気を表現できる人だと思いました。
ミス・サイゴンからの♪The Last Night of the World♪は全曲日本語で。
普段の私なら、外国の方が歌う日本語は気になったりするんですが、
でも、この時はそういうのも超えて、とてもよかった。
後半で歌ってくれた♪エンドレスラブ♪もよかったし、ジャズも似合いそう。
彼女の「レント」とかもいいんじゃないかなあ。

ともかく可愛らしいしね。
最初にウィーンの民族衣装で出てきたんですが、それがもう可愛くて。
とっても似合ってました。

ルカスは相変わらずカッコイイです。
マイク使いが気になるところはあるけど、どの歌も軽々と歌ってる。
なんていうんだろう。舞台と違ってコンサートだからなんだろうけど、
彼には緊張感とか、張り詰めたものがほとんど感じられない。いい意味でね。
ご近所の歌好きの青年がひょいと歌いにきた、そんな感覚。
ともかく楽しそうなのね。肩に変な力が入ってない。歌うことが楽しい、
日本でこんなに大勢の方達が集まってくれているのが嬉しい、
そんな様子に溢れてる。子供みたいな笑顔なのね。
それでいて、もちろん、歌は本物なのです。

初めて聞いたジキハイの♪This is the moment♪
素晴らしかった。ますますジキハイを観たくなっちゃったよー。
モーツァルト！の♪残酷な人生♪もよかったわ。
マジャーンとの♪愛していれば分かり合える♪も素敵でした。
二人のデュエットはどの曲も息がぴったり合っていて、
凄くよかった。

特に、ロミオとジュリエットからの♪バルコニー♪
さすがにウィーンで二人で演じていただけあって、雰囲気もばっちり～。
ああいう甘い雰囲気って日本の役者さんだとなかなか難しい。
ちなみに、二人それぞれのソロだったけど、レミゼの歌もよかったわ。
そして、プログラム最後にはエリザベートのメドレー。嬉しい！
♪Schatten werden langer（闇が広がる）♪も二人でデュエット。
ラストが日本語で歌詞が変に間延びしてしまったのは惜しかったけど、
マジャーンの♪Ich gehör nur mir〈私だけに〉♪もよかったし、
ルカスが歌った♪Der letzte Tanz(最後のダンス)♪が迫力でした。
５月のウィーン・コンサートではマテさんが歌うだろうから、
今回はルカスで聴けてよかったわ。

ルカスのオリジナル曲（しかも日本語での発売だとか）は
懐メロ調でちょっとずっこけそうになりましたが〈笑〉、
一生懸命さが、日本のファンには愛されるキャラだと思いました。
ウィーン・ミュージカル界の氷川きよしみたい。＾＾

今回の会場はブルーノートからビルボードへと経営が変わりましたが、
会場の雰囲気もシステムも変わっていませんでした。
サービス席なので何かお料理を頼むことになるのですが、
歌っている時は食べれないから前回は困ってしまったので、
今回は早めに入ってしっかりと食べましたよ。

食べかけだけど・・・カレー風味のピラフにカツサンド。

帰り際に出口のところで５月予定されている、
ウィーン・ミュージカル・コンサートの特別先行発売があって、
思わず、舞い上がってしまいました。特定席のみの発売でしたが、
ともかく週末を押さえておきたかったので、GET｡
私はどちらかというとセンターで引いた席の方が好きなので、
そういう点では思い通りの席が取れました。
嬉しいー♪ 今から５月が楽しみです。