神戸のあじさい☆小磯記念美術館

 

　　移築されたアトリエ前のぶどう棚とあじさい
　　（展示室内の撮影はもちろん禁止、中庭の撮影はＯＫですがガラス越しです）

奈良物語の途中ですが、季節の間に神戸のあじさいなど。
今年はあじさいの花をたくさん撮ったなあ。＾＾

写真の場所は 神戸市立小磯記念美術館 です。　
この前を車でよく通っていたのですが、入るのは初めてなの。
土曜日にＭＯＶＩＸ六甲に行く途中、この美術館のあじさいの花が目に入って。
思わず行きたい！と我侭を言って、翌日連れってもらいました。
ちょうど雨上がりの日曜日（この後でまた降ってきましたが）。
雨にしっとりと濡れたあじさいが撮りたいと思っていたのですよー。

　

　　美術館のＨＰの写真より

こんな風な素敵な建物で、道路からもガラス越しに中庭がちらっとですが見えるのです。
そんなわけでウキウキと出かけたのですが、中庭は立ち入り禁止でした。残念。
せっかくなのでガラス越しに撮ってみましたが、やっばりガラスなどが映りこんでますね。

こんな感じでして。まっ、雰囲気だけでもどうぞ。美術館の中庭の風景です。
アトリエは小磯さんが亡くなられた後に移築・復元されたものだそう。
床に絵の具の跡まであります。床板の１枚１枚に番号を付けてそのまま復元。
アトリエの前のぶどう棚は小磯さんがお好きだっとか。
あじさいで見えませんが、アトリエを出たところに小さなテーブルが置いてあったりします。

小磯良平さんは神戸生まれの洋画家さんです。
神戸の画家さんということで、以前からお名前だけは知っていました。
人物画を得意とされていたようですね。

えっと、それ以上のことはわかりませんー。（汗）
絵のことはからっきしわからない上に、その中でも人物画は苦手でして。
でも、楽しかったです。久々に美術館で過ごす時間。

ちょうど到着した頃に学芸員さんによるガイドツアーが始まったところで、
途中からですが参加しました。その後でアトリエのご案内もあって、そちらも楽しかった。
アトリエは天井がとても高くて、やはり北側に窓があります。
展示されていた静物画に描かれているものなどがそのまま置いてあるの。
何も知らずに見ているだけでは気付かないとこなどもあって、おもしろかった。

作品の方はやはり私は人物画、特にアトリエで描いていますっていう感じものはちょっと。。。
でも、複数の人物が描かれていて動きが感じられるものはいいですね。
「斉唱」という絵が見てみたいと思いました。この絵は兵庫県立美術館にあるようです。
それと、少ない風景画の中の１枚、「庭」（1963年）がとても好きでしばらく眺めていました。
最近、森とか、庭とか、草花にとても惹かれるなあ。名前とか、疎いんですけど。

そんな風に思っていたら、とても素敵な画集があって、思わず買ってしまいました。

小磯さんは武田薬品の機関紙「武田薬報」の表紙に薬用植物画の連載をされてそうで、
それを集めたもののようです。

植物の絵と名前、解説が入っています。気が向いた時に眺るのも楽しいかなあと。

見学している途中、かなりの雨が降ってきました。わかります？
ちょうど見終わった時には止んでてよかった。

こんな風にのんびりと美術館で過ごすのもたまにはいいものですね。
次回は奈良物語のつづきの予定です。今夜はおやすみなさい。＾＾

タグ：お花

コメント 5

建物もいいですねえ。
by mustitem (2008-06-27 00:39) 

mustitemさん、ありがとうございます。
素敵な建物でしょ？のんびりしました。
by kanon (2008-06-27 21:08) 

私は絵の人物画に興味がありまして☆
小磯良平は、発想が面白いです。
何人もの人物を描いていると思えば、モデルは一人だったりします。
絵を見るとどんな場面なのか、想像するのが、とても楽しいです。
by Christina (2008-06-28 08:12) 

★くりちゃんは人物画に興味があるのね。

＞何人もの人物を描いていると思えば、モデルは一人だったりします。

へぇ～、そうなんだ。おもしろいね。教えてくれて、ありがとう。＾＾
絵を見ながらいろいろと想像するのは楽しそうやね。

★xml_xslさん、nice!ありがとうございます。
by kanon (2008-06-29 00:29) 

まぐわささん、Periちゃん、天鳥船さん、nice!ありがとうございます♪

by kanon (2008-07-01 08:05)