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ワレリー・ゲルギエフ指揮 マリインスキー歌劇場管弦楽団☆11月23日 [舞台全般]

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あっ!という間に11月が終わっていきそうです。
てか、確実に終わっていく。。。

この週末はお仕事と某テストの受験。ああ、いやだ。
春と夏の記事も書かないまま秋が終わってしまう、、、などと、
焦っても仕方ないので、最近の出来事だけでもメモメモ。

先日、久々にクラッシックを聴いてきました。
三代澤康司のドッキリ!ハッキリ!クラシックです! の記事でも書いていた
ワレリー・ゲルギエフ指揮、マリインスキー歌劇場管弦楽団です。

チャイコフスキーの5番が聴きたくて。ダーリンが大好きなのだ。
その5番は以前に聴いたバレンボイムのシカゴ交響楽団の方が好きですが、
でも、全体的によかったです。特に「1812年」。楽しかったー♪


"ゲルギエフがやって来る!渾身のオール・ロシア・プログラム!"
2009.11.23 シンフォニーフォール、1階18列センター

【指揮】ワレリー・ゲルギエフ指揮
【演奏】マリインスキー歌劇場管弦楽団
【プログラム】
 チャイコフスキー: 祝典序曲「1812年」
 ショスタコーヴィチ: 交響曲 第1番
    ~ 休憩 ~
 チャイコフスキー: 交響曲 第5番

ロシアのオケとロシア人の指揮によるロシア人作曲家達の曲。
どんな感じになるんだろう?とわくわくしていました。素晴らしかったです。
ともかく弦楽器の音が気持ちいい!

それぞれの音色のひとつひとつが素晴らしいからだと思いますが、
たくさんの音がひとつになった際の統一感というか、透明感が心地いい。
すーっと心に染み渡る。その音色に心が洗われる気がしました。

ちなみに、(数少ないですが)私が今までに見たオケの構成では、
チェロやコントラバスが上手側(舞台に向かって右)でしたが、
マリインスキーでは下手側のヴァイオリンの後ろに位置していました。

管楽器も全体的にしっかりとした音色で素晴らしい。
特に木管がよかったです。クラリネットやファゴット?、オーボーなどなど、
それぞれの聞かせどころもたっぷりと堪能させてくれる。さすがです。
金管ではなんといってもホルン。とってもステキな音なの~!
特に5番。優しい音色を奏でるホルンに注目してしまいましたよ。

そして、一番後ろに控えるのは打楽器。楽しいですねえ。
特に前半の2曲では5人の演奏者がいろんな楽器を担当していて、
その音はもちろんのこと、演奏する様子を見るのも楽しかった。
小さなものではトライアングルやタンバリン、シンバル、
小太鼓に大太鼓、ティンパニ、木琴、名前がわからないけど、まだ他にも。
5番の時はほぼティンパニのみで、ちよっと寂しかったくらい。
でも、ティンパニはよかったです。好きだなあ、ティンパニ。

ショスタコーヴィチの曲は初めてで、よくわからなかったというか、
最初にCDで聴いていたら、私にはイマイチな曲だったんでは?思うくらい。
ただ、やはり生で聴く音の迫力というか、打楽器の演奏など、
全体にメリハリがあって、その点では飽きることがなく、よかったです。
曲そのものというより、それぞれの楽器の音を楽しんだという感じかな。

指揮者のワレリー・ゲルギエフ。
想像していたのと違うー!!(失礼!)

いやー、可愛い♪

時々、ぴょんぴょん飛び跳ねるように指揮をするの。
指揮台を使ってなかったんですが、ちょこちょこ動くのに邪魔(危ない)から??
指揮棒の振り方も可愛らしく、なんだか注目してしまう。

もっと恐い、毅然とした方を想像していたので、そのギャップにびっくり。
でも、さすがの指揮だと思います。ともかく素晴らしい演奏でした。

アンコール曲は2曲。どちらもチャイコフスキーで嬉しい。

  歌劇『エフゲニー・オネーギン』よりポロネーズ
  『眠りの森の美女』よりワルツ

ポロネーズはゲルギエフが演奏前に曲名を紹介。
ニコニコと嬉しそうでした。^^

c20091123[1].JPG

ワルツの演奏が終って、楽団員さん達がステージから立ち去り、
帰る人も増える中、それでも拍手をし続ける人達がたくさんいらして、
またゲルギエフが一人で出てきてくれました。

最後の最後までありがとうございました。
はあっ。やっぱり生演奏はいいなあ。また聴きたいなあ。


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