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冬の京都☆さゝ木、建仁寺 [おいしいもの♪]

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今月もまた冬の京都へ。
先月、とても寒かったのでどうなることかと心配していたのですが、
昨日の昼間は日差しは暖かくて、風も穏やかで、ほっとしました。

さて、京都行きの目的はまたまたおいしいもの。
久々の、というのもおこがましいくらい、8年振り?二度めになる、
さゝ木さんです。お店が移られてからは初めて。

 
こちらにはずっと行きたかったんですが、予約がなかなか取れず・・・。
今回は縁があって、行くことができました。しかもカウンター席。お昼とはいえ、楽しみ!
お席に着くと、ご主人がそれぞれにご挨拶に来られます。

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真昼間からお酒を飲む幸せ~♪
ダーリンと私、それぞれ違うお酒を出してくださいました。
私のはさゝ木さんオリジナルのお酒。すっきり辛口。

ちなみに、靴を脱いで上がる板の間のカウンター席なのですが、
床暖房がほんわか暖かいのが嬉しい。

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先付けは節分にちなんだお料理。巻き寿司の海苔がパリパリでおいしいのだ。

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もう、これがおいしくて、おいしくて!ダーリンもお気に入り。
橙色は自家製のカラスミです。ごはんもの(煮えばなだったかと)なんだけど、
お酒にも合うー♪

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お椀物。

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白味噌にゴボウのすり流しのお汁。お椀の蓋を取ると、
ゴボウの香りが漂ってきて、食欲がそそられます。中身は自家製の胡麻豆腐を揚げたもの。
いやー、おいしい、おいしい♪体の心からあったまります。

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時間をかけて、目の前で盛り付けをされていたお刺身。
寒ぶり(左)大好き。右のモンゴウイカ(たぶん)の下には胡麻風味のコンニャク。
お味は胡麻豆腐だけどしっかりコンニャク、みたいな。不思議だけどおいしい。

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しず(魚の名前)の味噌漬け焼き。添えられている椎茸が絶品。
噛んだ瞬間に椎茸の香りが口の中いっぱいに広がるの。ああ、おいしい。
椎茸の下に何か添えられてたけど、衣で隠れていたので何かわからず。
(なんせ一口で食べてしまったし、汗)

おいしかったです!と言うと、板前さんが、
椎茸を刻んで昆布だしと合わせたものを付けて揚げてあるんですよ~、
と教えてくださいました。その手間がおいしさの秘訣なわけだ。
いやー、おいしゅうございました。

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煮物は冬の定番てことで、蕪のみぞれ煮(と言う名前でいいのかな?)。
大好きな一品なのですが、こんなにおいしいのは初めて。
白身のお魚(アマダイだったかと)の分量が程よく、みぞれが存分に楽しめる。
餡の出汁が熱々でおいしい。大満足です。

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〆は土鍋で炊いた鯛めし。豪快でしょー。

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お代りできます。お腹いっぱいなのに、おこげ目当てでお代わりしちゃった。
いやー、もう食べれないわ~、なんて思っていたのは束の間。
食後にデザートが五品。好きなものをチョイス、もちろん全部でもOK。

迷いつつ。。。

やはり全部頼んでしまいましたよ。^^

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フルーツの盛り合わせ(マンゴーとメロンがジューシーで美味)とマンゴープリン。
マンゴープリンは最後に食べたんだけど、お腹いっぱいでも食べれちゃう。

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左から、おぜんざい、コーヒーのチーズケーキ、それと、黒豆のパパロア。
黒豆のババロアが絶品でした。おーいしいー♪

このデザートももちろん全て板前さん達の手作り。
焼き方さんが担当なんだそうです。和食でこれだけのデザートが食べれるなんて、
大満足です。ちなみに、夜のデザートはまた別のものだとか。

夜はご主人、佐々木さんの「さゝ木劇場」とも呼ばれるカウンター席ですが
(行ったことがないから、どんな感じかわからないけど。。。)
お昼は板前さん3人が常時いらしてサービスをしてくださいました。
皆さん、びしっと!した佇まいで、始まる頃は心地よい緊張感が感じられるほど。
お料理の説明や飲み物などへの気配りなどはさすがです。
始まってみると堅苦しさは全くなく、この前のアキュイールさんと同じく、
おいしいかったです♪と私が言う度に、嬉しそうにそのお料理へのこだわりなどを
さりげなくお話してくれたりして、皆さん、お料理が本当に好きなんだなあと。

最後の最後までおいしかったです。楽しませていただきました。
ご馳走さまでした。

 
食後の腹ごなしにと、花見小路まで歩こうと思ったら、
すぐ近くに建仁寺さんがあったので、せっかくなのでお参りすることに。
思っていた以上に見応えがありました。お庭もきれいで落ち着く。

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風神雷神図(国宝)の複製陶板。(原本は京都国立博物館に寄託されているそう)

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潮音庭。四方正面の禅庭なんだそう。
この頃は日差しがぽかぽかと暖かく、ここでしばらくぼーっと過ごす。

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○△□乃庭。○は水、△は火、□は地を現すようです。 

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方丈の石庭(大雄苑)。白砂と苔と岩の枯山水。なんだか落ち着く。

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だんだん冷えてきたのでそろそろ退散。(ダーリンは寒いと不機嫌になるのだ)
最後に法堂(はっとう)へ。

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法堂の天井に描かれた双龍の絵。
2002年に創建800年を記念して、小泉淳さんが描かれたものなんだとか。
大迫力でした。
また今度、寒くない時に訪れてみたいなあ。

そんなわけで、大満足の冬の京都でした。やっぱり京都はいいな♪


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punchigoo

風神雷神だけはすぐわかるのです。昔、切手持ってましたから。
by punchigoo (2010-01-25 20:26) 

kanon

ぽんたさん、おはようございます!
切手になってるんですね。オリジナルが見てみたいです。
by kanon (2010-01-26 08:22) 

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