杭州の旅⑥☆龍井村 [旅]
春の茶摘み at 2010.04.17
西湖からの帰りの車の中でチョウさんに「他にお奨めのアクティビティはどれですか?」
と尋ねると、"LongJing Village and Tea Museum and Nine Creeks"がいいですよ~!
とのお答え。
龍井(ロンジン)村は龍井茶で有名な村。そこで案内する茶農家さんのお茶がおいしいのと、
"Nine Creeks"(9つの小川)を散策するのがとても気持ちいいんだそう。
龍井村にはもともと興味があったし、お天気もいいし、行きたい♪
お部屋で見ていた案内によると、アクティビティの所要時間が4時間、
更に、往復90分もかかるとあったので躊躇していたんですが、
西湖のアクティビティも案内より短めだったし、どれくらいの時間か確認すると、
2時間くらいとのことなので行きたい気持ちがむくむくむと
今からでも今日の申し込みってできるかしら?と聞くと、
「えっ!行くんですか?!」とびっくり顔のチョウさん。 ← こういうとこが可愛い
だって、そこまで薦められたら行くでしょー!(笑)
思案顔で「英語の案内でもいいですか?」と言うので、
いいよー、時間とか決めて本当に行くかどうか電話するね、と一旦お部屋へ。
この時点でまだ朝の7時40分。ダーリンはしばし爆睡。
チョウさんのお奨めは9時出発でしたが、ちょっと無理そうなので、
9時半でお願いできるか、レセプションに電話すると、確認します、とのお返事。
いきなり今日だから無理かもね、と思いながらのんびりとお部屋で過ごす。
9時前になっても電話がないので、再度、確認の電話をしてみると、
ちょっとお待ちください、となにやら電話の向こうで調整中。。。
実はその前に電話した時に聞いたところによると、
チョウさんは西湖のツアーの後はオフだそうで電話での会話は全て英語。
英語不得意の私なので伝わっているのかどうか不安になりながら待っていると、
チョウさんが電話に出てきて「僕でもいいですか?」と。
あれ?お休みじゃなかったの?私達はいいというか、ありがたいけど、
チョウさんの方こそいいの?と思わず言うと、「大丈夫です!」とのお返事。
申しわけないと思いつつ、そこまで言ってくれるのならとお願いすることに。
ありがとうね。
元気復活のダーリンと、いよいよ龍井村へ。
この日は土曜日。西湖や動物園の近くは凄い人手で大渋滞。
行く途中の景色。アジアンぽい。
龍井村も人で溢れていて、チョウさんもびっくり!なようでした。
平日は人も少なく、のんびりしてるんだとか。
龍井村周辺。狭い道に人が大勢いて、車が進まない
六甲山のような山ではないけど、そういう雰囲気のところで、BBQコーナーなどもあるので、
若者達はそちらに集まっているようでした。みんな楽しそう。^^
ここから散策。車は別ルートで龍井村の茶農家さんのところで待っていてくれます。
この辺りは人も少なく、気持ちいい!
"Nine Creeks"へ。
ひとつめ。
両脇に茶畑を見ながら進みます。
2つめ、3つめ。赤いパーカーの後姿がチョウさん。
4つめ、5つめ。
高いところにあるお茶の方がよりいいんだそう。高山茶とか、そうだよね。
「水が汚染されてませんから(にっこり)」とチョウさん。えっと、言葉がちょっと違うんでは?(笑)
チョウさんはたまに「んん?」という日本語を喋ったりしますが、でも、とても一生懸命。
日本語学校で日本語を覚えたようですが、お家でも日本のTVドラマを見てお勉強しているそう。
6つめ、7つめ。
8つめ。
浅瀬なのですが、石を渡るので滑りそうになったりと、ちょっとどきどきでした。
おっかなびっくり渡っている私をさりげなくチョウさんが気遣ってくれてました。
これ(↑)は8つめと同じ場所なので・・・うーむ、9つめが見つからない。まっ、いっかー。
到着です。
茶農家さんのお家へ。
出していただいた龍井茶。きれいなの
コップに茶葉を入れ、その上からお湯を注いで飲みます。
茶葉は食べてもよく、体にいいんだそう。
お茶を飲んでいる間にも茶摘のおばちゃん達が戻ってきました。
摘んだ茶葉を天日で干す。
専用の釜で素手で直接煎る作業。もちろん熱いのですよ!
この茶農家さんは、Amanfayunのスタッフが龍井村を直接回って、ここだ♪
というところを見つけてお願いしたんだそう。
龍井茶はこうやって素手で煎るのが有名なのですが、
実際にはそうしていないところもあるらしいの。でも、ここの方は素晴らしいと、
チョウさんも自慢のようでした。話す時に目がキラキラしてた。
朝の最初のレセプションへの電話の際に、村でお昼ご飯も食べれますよ~、
というお話を聞いていたので食べたいという希望を伝えてあったのですが、
チョウさんがここで食べれるか聞いてみてくれたところ、今日は用意できます、とのこと。
龍井村では茶農家さんでお昼ごはんをいただくことができたりするのですが、
今まではここで食べれることはなく、他のところを案内しているんだとか。
どちらがいいですか?と聞かれたけど、チョウさんもお薦めらしいしせっかまだからここに。
笑顔が可愛いおばちゃんが、こんなメニューでいいか?とか聞いてくれます。
急なお願いなので簡単なものかと思っていたら・・・
じゃじゃーん!
これががねー、もう、おいしくて、おいしくて。バクバク食べてしまいましたよ。
チョウさんもご一緒して、3人で200元。安い・・・。お腹いっぱいになりました。
ご馳走さまでした。
村の風景。
村の外れ?台湾の猫空を思い出しました。
行きに通って気になっていた六和塔(たぶん)。
写真だけでも撮りたいんだけど・・・と言うと、チョウさんがドライバーさんに頼んでくれました。
おっけー!(中国語なのでわからないけどそんな雰囲気)と、にっこり。
が、しかし、駐車場が大渋滞だったので、そそくさと写真を撮って終わり。
お手間をおかけました。ありがとうございました。
後から考えてみると、お茶博物館に行ってなかったんだけど、
のんびり森林浴も楽しめたし、茶農家のご夫妻は可愛いし、お昼ごはんはおいしかったし、、
チョウさんとのお喋りも楽しかった。大満足です。
さっ、日差しも暑いことだし、しばしお部屋で休憩タイムだー。つづく。
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