レベッカ☆6月5日、13日千秋楽 [舞台全般]
ミステリータッチのミュージカル。
原作は映画化もされていて、ゴシック・ロマンというジャンルなんだとか。
ウィーン・ミュージカル・コンサートで"REBECCA"を聴いた時から、
シルビア・グラブがダンヴァース夫人をやるなら是非観たい!と思っていたんですが、
初演の際には東京までは行けず・・・。
ようやくその思いが叶いました。
いやー、シルビアのダンヴァース夫人は予想どうり圧巻でしたよ。
迫力あり過ぎ~!!(笑)いやー、本当に素晴らしかった。^^
【観劇日】2010年6月5日夜、2階2列センター、
6月13日昼(千秋楽)、1階7列下サブセンター、梅田芸術劇場メインホール
【出演】山口祐一郎(マキシム)、大塚ちひろ(わたし)、
シルビア・グラブ(ダンヴァース夫人)、石川禅(フランク)、吉野圭吾(ジャック・ファヴェル)、
tekkan(ベン)、阿部裕(ジュリアン大佐)、KENTARO(ジャイルズ)、
伊東弘美(ベアトリス)、寿ひずる(ヴァン・ホッパー夫人)、他
【脚本・歌詞】ミヒャエル・クンツェ
【音楽】シルヴェスター・リーヴァイ 【演出】山田和也
【原作】ダフネ・デュ・モーリア
山口さんが(特に前半)あまり歌わない、という話は聞いていたので、
そのことへの不満はあまりなく。。。
最初の白のスーツ姿など、やはりカッコイイですね、山口さん。
相変わらずというか(微笑)、手の動きとか、ぎこちないところもありましたが、
イギリス貴族らしい品のよさなど、役柄的には似合っていると思います。
ただ、歌はあまり合ってないような??どうなんでしょうか。
山口さんらしい(というとなんですが)歌があまりなくて、そこはちょっと残念でした。
ラストのシーンではレミゼのラストを思い出して思わずほろり。
ちひろちゃんはともかく健気で可愛かった!よかったよ~♪
ぴったりの役ですね。歌もよかったです。「SHIRO」から観てるけど成長したなあと。^^
なんだか嬉しくなってしまいます。ラストの歌は(途中に何度か出てくるメロディですが)
とても好きです。ちひろちゃんの着ている服がまた可愛くて。
あの時代の服とか好きで、私にしては珍しく真剣に衣装も見てしまいました。
石川禅さんもとてもよかった。真面目で誠実で親しみのある人物。
優しさに溢れていて、「わたし」に歌う「誠実さと信頼」のシーンとか、じーんときちゃいましたよ。
この歌はウィーン・ミュージカル・コンサートでのアンドレが歌うのも好きだったんですが、
禅さんのもいい。ジャックがソファに靴のままで乗った後に一生懸命にソファを拭いている姿とか、
なんとも可愛らしくて好きです。
吉野さんのファヴェルも似合ってますねえ。
「持ちつ持たれつ」とか、くるくると踊りながら歌うシーンはぴったり。
そして、やはり印象的なのはシルビアのダンヴァース夫人。
千秋楽カテコでの挨拶では山口さんにも怖いというようなことを言われてましたが、
本当に目が冷たいのー。青い炎が背後にメラメラと見えそうな迫力。さすがです。
歌声もとても素晴らしく、マヤさんもよかったけど、お芝居の中で観ている分、
シルビアの方がより印象的。彼女の「レベッカ」がもう一度聞きたくて千秋楽を取りました。
大満足です。
千秋楽のカテコでは山口さん、シルビア、ちひろちゃんのご挨拶がありました。
山口さんは頑張って喋ってるなあ、エライ、エライ(上から目線ですね、すみません~)
と思いながらもドキドキしながら見てたんですが、途中やはりちょっと変で。(笑)
この日はかなり雨が降ってたんですが、そんな雨の中お越しいただいて、まではいいとして、
1時間、2時間、3時間・・・大丈夫ですか?みたいなことを言ってらして(かなり曖昧)
どこに着地するのか、ハラハラしましたが、全体的には頑張ってはったと思います。
シルビアや寿さんへの振りとか、おもしろかった。
ちひろちゃんは一生懸命に挨拶してくれてたんですが、涙が止まらなくて。
私まで思わずもらい泣きでも、最後まで頑張ってしっかりと言葉にして伝えてくれました。
本当にお疲れさまでした。
このミュージカルは同じ旋律の繰り返しがとても多いんですが、
「レベッカ」にしても「エピローグ」の曲にしても何度も何度も繰り返される旋律がとても印象的で、
頭から離れない。つい口ずさみそうになるくらい。どちらも好きなんですよね。
リーヴァイさんの歌はやっぱり好きだなあ。^^
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