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映画『ふたたび swing me again』 [映画]

ふたたび.jpg映画『ふたたび swing me again』公式HP
じんわりと心にあたたかいものが残る映画。
重いテーマを抱えながらもそれにもちゃんと向き合って、
とても丁寧に作られた作品だと思う。思わず涙。
いくつになっても人生を諦めない、そんな思いも伝わってくる。
よかったです。

 
【監督】塩屋俊 【原作・脚本】矢城潤一 
【キャスト】鈴木亮平(貴島大翔)、MINJI(ユリッペ(野田百合子)/ハヨン)、
  藤村俊二(ユキオ)、犬塚弘(タツ)、佐川満男(マサル)、青柳翔(若い時の貴島健三郎)、
  渡辺貞夫(曽根田オーナー)、古手川祐子(貴島律子)、陣内孝則(貴島良雄)、
  財津一郎(貴島健三郎)、その他

【あらすじ】
ハンセン病の療養所を50年ぶりに退院した健三郎(財津一郎)を迎えた貴島家。
大学生の大翔(鈴木亮平)には、祖父が生きていたことは初耳だった。しかも、
その健三郎が幻のジャズバンド“COOL JAZZ QUINTETTE”のトランぺッターだったことを知る。
ある日、バンド仲間探しの旅に出ると言い出した健三郎に、大翔は付いていくことになり……。

実はこの映画のことは全く知らなかったのです。
たまたま待ち時間に映画を観ることになって、映画館に行ってから何を観るか決めたの。
だから、神戸の家族の物語だということも観るまでわかってなかった。
大好きな街、神戸の風景がたくさん出てきます。それも私には嬉しかったな。
この映画にして
よかったと思います。

鈴木亮平さんは最近ちょっと気になり始めていた役者さん。
大翔の役は似合っていたと思う。とてもよかったです。

財津さんは迫力の演技でした。
楽器演奏の経験がないため、その点は気がかりだったそうですが、
そんなことを感じさせることもなく、堂に入った演奏ぶりでした。

他の年配の役者さん達、藤村さん、大塚さん、佐川さんもさすが。
味のある演技と、皆さんの優しい笑顔がとても素敵でした。

他のキャストの皆さんもよかったです。
それと、渡辺貞夫さんの演奏も素敵でした。

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映画の中で、鈴木亮平さんが演じる大翔が、財津一郎さんが演じる健三郎に、
「ジャズってなに?」と尋ねるシーン。

   ジャズは生き続けること

そう答える健三郎。大翔が優しく微笑む。
とても好きなシーンでした。50歳近くも年が離れたお二人ですが、
二人ともカッコイイなと思った。

最後に。

神戸では有名な老舗のJAZZクラブ「ソネ(SONE)」のオーナー、
曽根桂子さんもちらっと出演されていましたが、映画の公開を待たずに亡くなられたそうです。
ご冥福をお祈りいたします。

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コメント 4

もも

鈴木亮平さん、私も最近気になる俳優のお一人です。
「ふたたび」観たいのですが、近くの映画館では上映していないので、DVDになるのを待つ事になりそうです。


by もも (2010-11-27 08:05) 

kanon

ももさん、おはようございます。
鈴木さん、気になる俳優さんですよね。

この映画はとてもよかったです。
JAZZがお好きだったら、映画館で観た方がいいと思う。
最近、DVDになるのも早いですよね。是非!

by kanon (2010-11-28 10:03) 

bob

映画「ふたたび」が見たくて、こちらのサイトにきました。
いろいろな旅と料理の写真も拝見しました。

感性というか、僕と好きなものが共通していて

楽しかった。

ステキな人生を過ごしてらっしゃいますね。
by bob (2010-12-29 13:30) 

kanon

bobさん、はじめまして。
遊びに来てくださって、ありがとうございます♪

「ふたたび」はとてもよかったです。
それ以外にもいろいろと読んでくださったようで、
ありがとうございます。

来年もよい年になりますように。
by kanon (2010-12-31 16:14) 

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