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Team申 番外編~今、僕らが出来ること~朗読劇『家守綺譚』☆9月2日 [舞台全般]

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皆さま、こんにちは。

台風12号の被害が今も続いていますね。
かなり広範囲に影響があって、びっくりしています。
皆さまのところは大丈夫でしょうか?

これ以上、被害が広まりませんように。

私はこの週末もお仕事。
昨日はお泊りセット持参で行ったんですが、
なんとか無事に帰ってこれました。ほっ。

そんな中、金曜日は森ノ宮へ。
大好きな梨木香歩さんの『家守綺譚』の朗読劇を観てきました。
読み手は、佐々木蔵之介さん、亀ちゃん、佐藤隆太さん。
感想を書いていないものがまだまだあるんですが、ひとまずこちらから。
よかったです。


Team申 番外編~今、僕らが出来ること~朗読劇『家守綺譚』 パルコHP

【観劇日】9月2日 1階N列センター、森ノ宮ピロティホール

【作】梨木香歩「家守綺譚」
【構成・演出】長部聡介
【出演】佐々木蔵之介、市川亀治郎、佐藤隆太

開場は開演の30分前でしたが、
1時間ほど前には開場を待つ人でかなりの列になっていたようです。
開演直前に飛び込むことが多い私ですが(汗)、 
この日は当日券の引き取り時間があったので早めに行ったのね。
そしたら、、、

開場直前に、出演される皆さんが外まで挨拶しに出てきてくれたのー!
これにはびっくり~&嬉しいー!きゃー!!

たぶん、佐々木さんが「よし、行こう!」と飛び出して、
後の2人は「ええーっ!!」と言う間もなく、連れて来られたんじゃないかなと。
あくまで私の予想ですが。(笑)

朗読劇は原作そのままを読むものでした。(当然?!)
すっかり忘れていることも多く、ああ、そうだった、と思うのも楽しく、
やっぱりこの本は好きだなあと改めて思いました。

もちろん、全ての章を読む時間はなく、
河童が出てくるお話がなかったのは残念でしたが、
でも、どのお話もよかったです。

原作を読んでいない人がどう思われたでしようか。
その点はちょっと気になる。

舞台には縁側が設えてあり、読み手の3人は和装。
明治か大正時代の学生さんのような袴姿に高下駄でした。

それぞれの章の始まりと終わりに、
章の名前と、それにちなんだ植物のイラスト(章の名前はどれも植物なので)、
合間には掛け軸が舞台の奥に映し出されます。

本を読んでいる人はすぐにわかると思いますが、
掛け軸はあちらの世界とこちらの世界とを繋ぐもの。

本の中の語り部は綿貫ですが、その役は3人が順に務めます。
読み手によって雰囲気が変わるものですね。
更に、時には、佐々木さんが綿貫、亀ちゃんが高堂や隣のおばさん、
尼さんなどとなって、台詞の掛け合いをする。これが楽しかった。
客席も途中からはよく笑っていました。

佐々木さんと亀ちゃんの間合いはやはりさすがですねえ。
掛け合いの時はもちろんのことですが、語り部の時も淡々としているようで、
ふとした瞬間に表情がある。

佐藤さんは慣れない様子で緊張もされていたようですが、
一生懸命さがよかったです。

終演後にアフタートークとプレゼント抽選会(!)がありました。

出演者の3人が持ち寄られたものや、スポンサーからの品々など。
かなりの数がありましたが、私は見事に外れ。 ← くじ運ないのだー
3人それぞれの一等賞というのがあるんですが、
それに当たった人はその場でサインをしてもらい本人から直接受け取るの。
当たった皆さんはめっちゃ嬉しそうでした。(そりゃ、そうだ)

それぞれがサインをしている間にお互いにサポートし合ったりと、
皆さん、とてもいい雰囲気でした。^^

アフタートークでは構成の長部さんも参加。
4人の皆さんの楽しいお喋りを聞くことができました。

長部さんによると、最初はどれくらいのボリュームになるか心配で、
それぞれのマネージャーさんに集まってもらって読み合わせをしてもらったところ、
1時間で終わってしまったので、追加するかどうか、悩まれたそうです。
それが実際には1時間40分。間合いの取り方とか、かなり違うんでしょうね。
やる度に違うらしく、完成系はないというお話でした。

佐々木さんは京都出身なので、トークの時は関西弁。
親しみやすくて好きやわあ。
朗読劇もイントネーションが微妙に関西弁だった気がします。
原作の舞台が琵琶湖周辺なので、その点でもしっくりくる。
ちなみに、朗読劇は佐藤さんはかなり緊張されていたようですが、
佐々木さんは緊張してなかったとか。

亀ちゃんは男姿のままで女性の台詞を喋るのは恥ずかしい、特に、尼さん!
と叫んでました。これには客席も大爆笑。佐々木さんにはいつも無理難題を押し付けられる、
みたいなことを仰ってました。

朗読劇よりも後のコーナーの印象の方が強いんでは?!
と佐々木さんが最後に心配されていましたが、ちょっとそうかも。(笑)
いやいや、朗読劇もよかったですよ。

この公演はTeam申の大阪限定チャリティ公演として開催。
収益金の一部が東日本大震災に寄付されます。
Team申のことはこの公演まで知らなかったんですが、
佐々木蔵之介さんの演劇ユニットなんだそう。なんだか楽しそう。
また機会があれば本公演を観てみたいな。 

後から知ったんですが、大阪限定なんだけどパルコプロデュースでした。
製作協力されているようです。 
パルコのHP に、
 
  
「Team申」では、ほんの少しのところから、
  長い道のりを一緒に歩んでゆきたいという思いで、
  この企画を立ち上げました。

そう書かれていました。

そんなあたたかい気持ちに溢れた公演でした。
そして、来てくれた皆さんに楽しんでもらおう!そういう思が伝わってきた。
元気をもらえた気がします。

家守綺譚

家守綺譚

  • 作者: 梨木 香歩
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2004/01
  • メディア: 単行本

また、読んでみようと思います。^^ 


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