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真夏の観劇☆三銃士、ゲゲゲのげ [舞台全般]

three_main2.jpg

えーっと、真夏に逆戻りです。
詳しく書けるわけもなく、覚書き程度ですが・・・

さすがに8月まで東京には行けないわ、
と思って諦めていた「三銃士」と「ゲゲゲのげ」。
突然の出張のおかげで観れることに。(嬉)

仕事が終わるかどうか、、、
わからなかったので、「三銃士」は予約せずに当日券で。
補助席はちょっと辛かったけど楽しかったです。

「ゲゲゲのげ」では初めて高円寺へ。いい劇場ですねえ。
こういう小劇場が東京にはいろいろあって、いいなあ。
内容は予習してなかった私にはびっくら!なお芝居でしたが、
でも、観てよかった。心に残る舞台になりました。


○ミュージカル『三銃士』

【観劇日】8月12日マチネ、補助席センター、帝国劇場

【原作】アレクサンドル・デュマ
【音楽・歌詞】ロブ・ボーランド&フェルディ・ポーランド

【演出】山田和也
【出演】井上芳雄(ダルタニャン)、
  橋本さとし(アトス)、石井一孝(アラミス)、岸祐二(ポルトス)、
  山口祐一郎(リシュリュー枢機卿)、吉野圭吾(ロシュフォール)、瀬奈じゅん(ミレディ)、
    坂元健児(役者/ジェイムズ)、シルビア・グラブ(アンヌ王妃)、和音美桜(コンスタンス)、
  今拓哉(ルイ13世)、伊藤明賢(バッキンガム公爵)、他  

"ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために!"

『三銃士』で有名な台詞ですね。
今回のミュージカルの中でも何度か出てきます。
全体的に笑いが多く楽しい舞台。少しほろり。

有名な原作なので名前は知っていたし、
雰囲気もぼやっとは知っていたものの、読んだことはなく。
まさか、コンスタンスがあのまま死んじゃうなんて!
そのうち息を吹き返す、、、などと思いながら観ていた私です。
ううっ。(アホ)

それは置いといて。最後の最後まで楽しめました。
勧善懲悪の娯楽ものって、好きです。

井上くんは前半はどうかなあと思ったけど、後半はよかった!
役も似合ってるし、何よりも楽しんでるよね。^^

橋本さん、石井さん、岸さんの三銃士の皆さんは息がぴったり。
本当に楽しそう。それと
、サカケンさんがよかったなあ。
ロックな山口さんは、、、んー、ちょっとどうだろう。(笑)

宝塚大劇場のように、オケと客席の間にも通路のような舞台があります。
そこで歌うのって、井上くんとしては嬉しいだろうなあ。(勝手に想像)

終演後に、帝国劇場ロビー出口のところで、
出演者の方が東日本大震災のための募金箱を持って立たれます。
立つ方は日によって変わるみたい。この日は三銃士の皆さん達。

それと、普通のカテコの後に、井上くんと瀬奈さん、
和音さんが出てきてトーク。サービス精神満点のカテコでした。
このトーク。これまでは井上くんと三銃士のトーク?だったようです。
三銃士の三人が喋りまくるので、その間、
募金箱を持って立っている私達は暇なんですよー!
そんなお話をおもしろおかしく話されていました。

そうそう。帝国劇場100周年なんですね。

Img_1011.jpg

おめでとうございます♪
これからも楽しみにしてます。

chirashi_gegege_ura.png

○オフィス3○○音楽劇『ゲゲゲのげー逢魔が時に揺れるブランコ』

【観劇日】8月12日、F列上手、座・高円寺1 

【作・演出・出演】渡辺えり
【音楽】近藤達郎、渡辺えり
【出演】中川晃教(鬼太郎)、馬渕英俚可(老女、鳥湖、一葉)、
  松村武、若松力、土屋良太、広岡由里子、奥山隆、吉田裕貴、他

2時間35分。休憩なしの一本勝負。
パイプ椅子がしんどいけど、でも、この劇場はかなり好き。
233席程しかなく舞台がとても近い。濃密な空気。

「ゲゲゲ」とあるから鬼太郎?とは思ったけど、本当に鬼太郎の話。
砂かけ婆や子泣き爺、一反木綿にネズミ男も出てくる。
全く予習してなかった私はびっくら!でした。

狭い客席の通路を凄い勢いで駆け抜ける役者さん達。
広くはない舞台いっぱいに机と椅子が並べられ、いきなり教室に変わる。
子供達が一斉に騒ぐと客席までその喧騒に包まれる。
イジメのシーンなど嫌な場面も多かった。でも、後味は悪くない。
丁寧に作られているのが伝わってくる作品でした。

砂かけ婆や子泣き爺などの妖怪を広岡由里子さんが演じる。
似合ってる、というか、上手い。さすがです。

馬渕英俚可さん、不思議な魅力のある女優さんですね。
他にも気になる役者さん達がたくさん。

あっきーは鬼太郎と、そして、目玉おやじの二役(というのか?)。
目玉おやじは笑っちゃうくらい似てた。客席も大爆笑。
鬼太郎も似合い過ぎ。(笑)いや、ほんまにしっかりと演じてたよね。
いろんな意味でびっくりでした。鬼太郎が好きなキャラクターかというと、、、
そうでもないので(汗)、そこは微妙なんだけど、でも、よかったよ。
あっきーのちょっと堅く感じる演技も鬼太郎という役にはぴったりだったと思う。
まっすぐに、がむしゃらに突き進んでいく感じ。
歌も生だった?あっきーだからこそ歌える、というと大袈裟だけど、
雰囲気があって、声もよく出ていて、よかったです。

渡辺えりさん。
芸名が変わってたんですね。知らなかったー。えり子さんのままかと。
TVでもおなじみの役者さんで、大好きなんですよ。
今回の作品そのもの、というか、内容も演出も全てが彼女だからこその世界。
不思議な人だなと思う。そして、素敵な人ですね。

東京やし(しかも高円寺やし)、
あっきーが出ていなければ観ることがなかった作品。
観れてよかったと思います。

Img_1013.jpg

こういう劇場が大阪か神戸にほしいなあ。


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