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『オペラ座の怪人』25周年記念公演 in ロンドン [舞台全般]

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     - 公式HPより -

『オペラ座の怪人』25周年記念公演 in ロンドンを観てきました。
先週の日曜日にダーリンと、金曜日に友達が観るというのでその時にまた。
めっちゃ素晴らしいです。久々に感動[ぴかぴか(新しい)]

これは、10月1日(土)・2日(日)にロンドンの
ロイヤル・アルバート・ホールで開催された同公演を映像化したもの。
欧州・北米の約1,100の映画館で同時衛星中継されたとか。

 
その場にいたかったー!
はいえ、こんな風に映画館で楽しめるだけでもよかったです。
DVDも出ますが、できれば劇場で!迫力あります。

TOHOで順次上映中。詳細はこちら(↓)をどうぞ。
『オペラ座の怪人』25周年記念公演 in ロンドン 公式サイト

 
最初に発表された頃はコンサートとなっていたこともあって、
レミの記念公演のような感じだと思っていたのですが、
手マイクでのコンサートとは違って、まるっと公演してくれます。
当日までそうとは知らずに観た私達はびっくら!
(相変わらずですみません・・・)

のんびり観るつもりが急に真剣モードになってしまったので(笑)、
ある意味、疲れた。なんせ大阪は幕間休憩無しの3時間10分1本勝負。
いや、でも、本当に素晴らしくて。疲れたのは集中し過ぎたせい。

生で観る感動とはもちろん違うのですが、ロンドンでまた観たいと思った。
 
まあ、すぐさまロンドンへ!なんてわけにはいかないので、
11月に西宮、12月に神戸でも上映されるのでまた観よう!
と思っていたら、友達が金曜日に観るというので続けて観ることに。
さすがに二回めは落ち着いて観れました。やっぱりよかったー♪
(日本語字幕が邪魔だけど、気になるのはそれくらい)

この公演は本公演とはホールが違ってキャパも5000人と大きいし、
演出も記念公演用に変えてあるけど、それも含めて楽しめる。
ちなみに、オケはオケピではなく、舞台の上方に設置された場所で演奏。
通常公演とは違って、背景に映像を多用していますが、
映画として観る分には気にならず。ボートはあります。

なんといってもキャストがいいですねえ。
2日間限りのキャストなんですが、皆さん力が入ってる!

「オペラ座の怪人」は1986年10月9日ロンドンのウエストエンドで初演。
今も同じ"Her Majesty's Theatre"でロングランを続けています。

私が最初に観たのはいつだったか・・・
正確に思い出せないくらいに前のことですが、
たぶん、1990年代の半ば。

Img_1710.jpg ロンドン公演のパンフレット

初めて観た時にとても感動して、その後はロンドンに行くと観ていた。
ここしばらく観てないけど。(ロンドンに行けてないし・・・涙)

でも、『オペラ座の怪人』は私のミュージカルの原点。
歌やお芝居以外にもバレエやオペラの要素も入っていて、
私の舞台の原点なのかもしれない。

これまではアンドリュー・ロイド=ウェバーの意向で、
この舞台の映像化はほとんどなかったとか。宣伝用映像も短めなんだそう。
舞台は生で観るものという感覚だとしたら、その気持ちはとてもよくわかる。

とはいえ、今回の映像はとても嬉しい。
世界中の「オペラ座の怪人」ファンとしては凄く嬉しい企画だと思う。

ちなみに、2004年に映画化されていますが、
今回の方が私は好き。舞台そのものだから。
記念公演用に演出がより豪華で華やかで、映像には合っていると思う。

そして、普段、ミュージカルは観たいけど、お値段も高いし、、、
という人にも是非観てみほしい。

25周年記念公演 in ロンドン『オペラ座の怪人』 at ロイヤル・アルバート・ホール

【記念公演スタッフ】製作:キャメロン・マッキントッシュ 作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー

【オリジナル・スタッフ】
 製作:キャメロン・マッキントッシュ、アンドリュー・ロイド=ウェバー
 作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー 
 作詞:チャールズ・ハート
 原作:ガストン・ルルー
 台本:リチャード・スティルゴー、アンドリュー・ロイド=ウェバー
 振付:ジリアン・リン
 美術:マリア・ビョルンソン
 演出:ハロルド・プリンス

【記念公演キャスト】
  オペラ座の怪人   Ramin Karimloo
  クリスティーヌ・ダーエ   Sierra Boggess
  ラウル・シャニュイ子爵  Hadley Fraser
  カルロッタ・ジュディチェルリ  Wendy Ferguson
  ムッシュー・フィルマン   Barry James
  ムッシュー・アンドレ   Gareth Snook
  マダム・ジリー   Liz Robertson
  ウバルト・ピアンジ   Wynne Evans
  奴隷頭(ハンニバル)
  羊飼い(イル・ムート)   Sergei Polunin
   
  メグ・ジリー    Daisy Maywood
  ジョセフ・ブケー   Nick Holder
  競売人    Earl Carpenter
  ムッシュー・レイエ   Philip Griffiths
  ムッシュー・ルフェーブル  Simon Green
  ドン・アッティーリオ(イル・ムート)Stephen John Davis
  パッサリーノ(ドンファンの勝利)   Gardar Thor Cortes
  フィルマン夫人   Heather Jackson
 
  衣装係     Ellen Jackson
  親友(イル・ムート)   Rosemary Ashe
  ヘア・ドレッサー(イル・ムート)  Peter Land
  宝石商(イル・ムート)   Andrew Halliday
  消防署長 Mark   Oxtoby

ともかく、キャストはみんな素晴らしいのだけど、
怪人役のラミン、クリスティーヌ役のシーラはサイコー♪ですね。
ラミンはレミ25周年記念コンサートの時のアンジョラス。(この時も絶賛)
二人ともに歌はもちろん上手いというか、迫力ものなんですが、
色気や狂気っぽさ、危うさがバシバシ出てる。喜び、哀しみも。
途中、ショー・ストップになるくらいの拍手喝采が何度か。
そして、最後にクリスティーヌが怪人に指輪を渡すシーン。
涙か出てきた。このシーンで泣くのは初めて。

ラウルももちろんよかった。
他のみんなも。いやー、素晴らしい[ぴかぴか(新しい)](← この一言に尽きる)

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あと、私にとって嬉しかったのはマダム・ジリー。
ロンドンで観ていたキャストで、出てきた途端、ああ、この人だ!
と思って、後で確かめたら、やはりそうみたい。好きなのー。

Img_1717.jpg 2002年に観た時のパンフレットより

カテコではアンドリュー・ロイド=ウェバーが挨拶。
キャメロン・マッキントッシュや今回のスタッフも出てきてくれました。
そして、歴代のロンドン・キャストが出てきた後に、
初演キャストの二人、
マイケル・クロフォードとサラ・ブライトマンも登場。
マイケルは歌わなかったけど、サラと新旧4人(途中からラミンも加わって5人)
の怪人と「オペラ座の怪人」を歌ってくれました。
サラは調子が悪かったのかな?ちょっと声に迫力がなかったけど、
でも、さすがに凄い拍手で迎えられていました。
それと、ロイド=ウェバーが凄く嬉しそうで。その様子が可愛かった。
(この二人が元夫婦だったとはつい最近まで知らなかった私、汗)

その後、怪人4人で更にもう一曲。

コルム・ウィルキンソン(カナダ初演キャスト)、
アンソニー・ワーロウ(オーストラリア初演キャスト)、
ジョン・オーウェン=ジョーンズ(現在のロンドン公演キャスト)、
ピーター・ジョーバック(次期ロンドン公演キャスト)
みんな素晴らしい!!

コルムはレミのオリジナル・キャスト。
もちろん、25周年記念コンサートにも出ています。
1944年生まれ。もう67歳なのね。ひゃー。
その年齢を感じさせない歌いっぷりで、びっくりです。
素晴らしい。

ジョンは2002年にロンドンで観た時の怪人。
これまたびっくり。マダム・ジリーと一緒に出てたんですよね。
いい声だなあ。今またロンドンで怪人をやってるんですね。
観たいなあ。

Img_1713.jpg 2002年に観た時のパンフレットより

最後の最後まで堪能しました。
DVDは買うけど、でも、映画館で観る方が迫力があるので、
神戸にきたら、また観ちゃうかもー、です。

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   公式HPより~総勢何人なんだ?!大迫力のマスカレード~

午後から雨ですが、
今日はこれから三谷さんの「ステキな金縛り」を観てきます!


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5103

西宮OSで先程見てきました。とっても贅沢な舞台で堪能してきました。ミュージカル自体も素晴らしかったのですが、カーテンコール後のおまけがサプライズ続きでよかったです。

お家に戻って、いったい何時の公演だったのか調べてみてお邪魔しました。
by 5103 (2011-11-20 21:32) 

すもあ

私も西宮OSで見てきました。とっても感動して、行ってよかったとほんとに思いました。あまりに感動したので、できるなら本場で見たいなぁって思ってます。
ところで、歴代のファントム4人が誰が誰なのか知りたくて検索してここにたどり着いたんですが、あの、できたら、歴代ファントム並んで歌っていたとき、順番にどの人がどの人か教えて頂けませんでしょうか?
by すもあ (2011-11-21 15:03) 

kanon

(コメントの表現が紛らわしかったので書き直しました)   
by kanon (2011-11-22 02:36) 

kanon

☆5103さん、はじめまして!
西宮で観てこられたんですね。楽しまれたようで、よかったです。
素晴らしいですよねえ。^^

☆すもあさん、はじめまて!

是非是非、ロンドンで観てください~♪
今回のような大人数の豪華、派手さはないですが、
でも、演目自体が素晴らしいですし、
ロンドンの古い小さな劇場で観るのはまた別の楽しさがあります。

歴代のファントムの順番はうろ覚えですけど・・・
(サラを挟んで右側か左側かは合ってると思う)

向かって右から、若いのがピーター・ジョーバック、
おじいちゃんなのがコルム・ウィルキンソン、
ジョン・オーウェン=ジョーンズ、
スキン・ヘッドの方がアンソニー・ワーロウ、

だったかと。間違えてたら、ごめんなさい。
by kanon (2011-11-22 02:36) 

すもあ

早速のお返事ありがとうございます!
記念公演だからあの派手さなんですよね。場所も違うんですよね。
でも、生でみる迫力に勝るものはないんだろうなーと思います。

それから、名前を教えてくださって嬉しいです!
どのブログを見ても、歴代ファントムのお名前は書いてもらってあるもののどの人がどの人なのかまではわからなかったので…。
説明頂いて完璧に分かりました!もう1度、来年映画館に足を運ぼうと思っているので、そのときに参考にさせてもらってオペラ座の怪人を堪能してきますね。
ありがとうございます!
by すもあ (2011-11-24 08:54) 

kanon

すもあさん、こんばんは。
ご返信が遅くなって、すみません。

今回の映像はとてもとても素晴らしい♪ですが、
だからこそまたロンドンで観たい!という気持ちがふつふつと。
行きたいなあ。^^
by kanon (2011-11-29 19:51) 

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