佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2012『トスカ』 [舞台全般]
今年も行ってきました!(もう先月の話ですが・・・)
佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ、今年は『トスカ』です。
オペラファンの皆さまにとってはかなり有名というか、
人気の作品なんですね。でも、私達はよくわかったおらず
オペラ素人の私達には難易度高過ぎ!
と言いますか。(いや単に、私達が知らなさ過ぎなだけ・・・)
えーっと、、、よさがよくわからなかった、というのが正直なところです。
特に、初回は思わずうとうとしてしまい(ごめんなさいー)、
翌週は観る前から心配してたんですが、でも、キャストが変わるとこうも違うのか?!
ということで目が覚めた。びっくりです。
佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2012 『トスカ』 公式HP
【音楽】ジャコモ・プッチーニ 【原作】ヴィクトリアン・サルドゥの戯曲『ラ・トスカ』
【指揮】佐渡裕 【演出】ダニエレ・アバド
【プロデューサー】小栗哲家
【合唱】ひょうごプロデュースオペラ合唱団、オープニング記念第9合唱団、
ひょうごプロデュースオペラ児童合唱団
【管弦楽】兵庫芸術文化センター管弦楽団
ゲストコンサートマスター/ステファーノ・ヴァニャレッリ
(トリノ王立歌劇場管弦楽団コンサートマスター)
【観劇日】7月21日 1階V列上手、兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール
【キャスト】スヴェトラ・ヴァシレヴァ(トスカ)、ティアゴ・アランカム(カヴァラドッシ)、
★★グリア・グリムズレイ(スカルピア男爵)、キュウ・ウォン・ハン(アンジェロッティ)、
成田勝美(スポレッタ)、志村文彦(堂守)、ジョン・ハオ(シャルローネ)、
大山大輔(看守:全日)、他
【観劇日】7月28日 1階T列下手、兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール
【キャスト】★並河寿美(トスカ)、★★福井敬(カヴァラドッシ)、斉木健詞(スカルピア男爵)、
大沼徹(アンジェロッティ)、西村悟(スポレッタ)、森雅史(堂守)、町英和(シャルローネ)、
大山大輔(看守:全日)、他
※★はその日の中でとても気に入った人です。(私の覚書き的に)
今回も2チームあるので、それぞれを観るために計2回。
初回が海外混成で、2回めがオール日本人キャスト。
イタリア語上演だからと海外混成チームの方に期待していたんですが・・・
いやはや、すみません。私の勝手な思い違いでした。
日本のオペラの方達もとても素晴らしいですね。
その中でも福井さんの歌声はともかく素晴らしかった。
オケを軽く超えて、後ろの方の私達の席まで気持ちよく響いてくる。
並河さんもよかったです。二人で歌うアリアは聞き応えありました。
※テノールの福井敬さん(兵庫芸術文化センターのHP より)
愛を語るシーンとか、 外国の方の方が舞台映えはするんですが、
でも、やっぱりオペラは歌よね、としみじみ。
福井さんが歌い始めると会場の空気が変わるというか、
もうその歌声に釘付けになっちゃうの。聴いてて気持ちいいー♪
同じ旋律で、同じオケのはずなのに、
そこに歌が加わるとこんなにも違う曲に聴こえるのか、
というくらい、ともかく、彼の歌は素晴らしかった。
ちなみに、最初に観たスカルピア男爵役のグリア・グリムズレイはめちゃ好き。
歌声も雰囲気もばっちり。目がいいんだよね。なので、初日の2幕はよかったです。
※第2幕ファルネーゼ宮殿(兵庫芸術文化センターのHP より)
演出はかなり斬新?なようですが、初めての私達には違和感はなく。
照明とか、ともかくキレイでした。特に、2幕の鏡と照明を使った演出は好きだなあ。
※千秋楽のカーテンコール(兵庫芸術文化センターのHP より)
27日は千秋楽ということで、カテコも大盛り上がりで楽しかったです。
佐渡さんは大人気ですね。^^
この日は夕方から同窓会があって、早くそちらに向かわなければ!
という気持ちがあったんですが、でも、ついつい最後まで拍手しちゃってました。
今回の作品『トスカ』自体のファンにはなることはなかったけど、
でも、やっぱりオペラっておもしろい♪そんな気持ちにさせてくれた。
普段の私だったら見ない作品、そして、出会わない人達。
それが地元開催の毎年夏の恒例、しかも、佐渡さんのプロデュース、指揮、
というおかげで観るようになって早や3年。
来年もまた観に行きます!
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