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ミュージカル『二都物語』☆8月25日マチネ [舞台全般]

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   ※ちょこっと追記・修正しました。(9/2) 

お昼前に突然の激しい雷と雨に。恐かった!(雷苦手[どんっ(衝撃)]
この後、お出かけだからどうしよう・・・と思っていたら止みました。
台風はどっかいっちゃったらしいですが、その名残なのかな?
ともかくよかったです。

皆さま、こんにちは。

夏の旅日記の前に先週観たミュージカル『二都物語』を簡単に。
体力不足の中、日帰りで行ってきました。なんせ井上くんと浦井くん。
発表になった時からとーっても楽しみしていたのです。よかったです[ぴかぴか(新しい)]


   ミュージカル『二都物語』 公式HP(9/26まで)

【原作】チャールズ・ディケンズ
【脚本・作詞・作曲】ジル・サントリエロ 【追加音楽】フランク・ワイルドホーン
【翻訳・演出】鵜山仁

【出演】井上芳雄(シドニー・カートン)、浦井健治(チャールズ・ダーニー)、すみれ(ルーシー・マネット)、
  濱田めぐみ(マダム・ドファルジュ)、橋本さとし(ドファルジュ)、今井清隆(ドクター・マネット)、
  福井貴一(バーサッド)、宮川 浩(ジェリー・クランチャー)、岡 幸二郎(サンテヴレモンド侯爵)、
  原 康義(ジャービス・ロリー)、塩田朋子(ミス・プロス)、 原 慎一郎(ストライバー)、他

とてもきれいな演出で、これが鵜山さんの演出なんだなあと。
新国の演劇芸術監督をされていたそうですが、なんだか、納得。好きです。
その前の週に通っていたWEの劇場はどこも小さくて、
客席も舞台も狭かったりしますが、そこがまた魅力的でもあって大好きなんだけど、
それに慣れていた(といっても1週間いただけですが)せいか、
久々に帝劇を観てまず思ったのは舞台デカっ[ひらめき]でした。そこかい!ですが(笑)。
でも、その大きな舞台を上手く使っているなと思いました。 

井上くんと浦井くんを楽しみにしていたこの舞台。
浦井くんは井上くんとのダブル主役とはいかないまでも準主役と思ってたんですが、
歌が期待していたよりも少なくて、そこは残念。
ソロの歌ってありましたっけ?ルーシーのソロはあったのになあ。

そのルーシー役のさくらさん。初めてです。
きれいだねー、背も高くて華やか♪歌は、、、んー、最初どうなんやろう?と思いましたが、
後半のソロ♪さよならは言わないで♪はなんか、こちらまでじーんときた。
歌の上手下手とかではなくて、感情がとても入ってたというか。演技はよかったよ。
ここで、井上カートンが舞台の上手前でそっと聞いている様子にもぐっとくる。

濱田めぐみさんは四季のアイーダ以来?かな。
相変わらず迫力のある歌声で思いっきり歌ってくれました。
ただ、アイーダで感動した時よりは歌の印象が少し薄かった気がします。
(WEで迫力ある歌を聞いた後だからかも?ですが)
マダム・ドファルジュはとても哀しい役で、個人的にはそこまで復讐しなくてもいいんでは、
と思ってしまいますが、当事者でないとわからない感情なのかもしれません。
そんな激しい役どころを恐いくらいに演じられていたのはさすがです。

そんなマダムを支えるドファルジュ役の橋本さん。よかったです。
なんていうか、ぴったりの役柄でした。

ルーシー父役の今井さんは久々でしたが、相変わらず素敵な歌声ですね。

バーサッド役の福井さん、 クランチゃー役の宮川さん、
ジャービス役の原さん、ミス・ブロス役の塩田さん、他の皆さんも、
それぞれの役をしっかりと演じてらして、アンサンブルさん達も素晴らしく、
舞台全体が引き締まっていた気がします。

圧巻はやはり井上くん。お似合いの役どころ。
それをしっかり演じていて、歌も素晴らしかったです。♪この星空♪好きです。
浦井くんとの♪夢がかなうなら♪もよかった。
小さなルーシーとのやり取りは彼女への愛おしさが溢れてる。
彼女がカートンの代わりにお祈りするところは思わずじーんときちゃいます。

浦井くんは歌は少ないんだけど、ダーニーになり切っていたと思う。
ダーニーらしさがよく出ていた。ラストの後、彼が目覚めた時のことを思うと、
それだけで胸が苦しくなります。原作ではどうなっているのか。

物語的にはディケンズの長大作を3時間弱に納めているわけなので、
予備知識が全くないとストーリー展開はわかりにくいと思います。
とはいえ、あらすじを読んでいった程度の私で最後はぼろぼろ泣いてましたから、
その程度の予備知識でも十分だとは思います。
(本当はもっと奥深い物語なんだろうな、、、というのはレミゼも同様) 

自己犠牲に関しては私的には単純には賛成できないんですが、
でも、ラストのシーンでのカートンとお針子さんとりやり取りには思わず涙。
カートンの最後のとても清々しい笑顔を見てると、幸せなんだなあと。
なんだか、心が洗われる気がしました。
フィナーレにみんなで歌う♪この星空♪よかったです。

歌は好きな曲が多いんですが、ちょっと歌い難い歌もあった印象。
そのせいか?拍手のタイミングとか、難しかったんでしょうか。
合い間の拍手が人しく感じられました。もっと盛り上げてもいいのになあと。

カテコでの立つタイミングもよくわからずでしたが、
拍手はなかなか鳴り止まず、何度もカテコがありました。最後はみんなでスタオベ。
終わってから客席を出たところでも泣いてはる方がちらほらいたりと、
皆さん、かなり入り込んで観ていらっしゃったようです。
そんな中、「これまでの2回では泣かなかったのに今日は泣けたわ」
と仰ってる方がいらしたから、後半になってよくなってるのかなあ、
前半を観れてませんが、それなら嬉しいです。

私としては再演希望♪できれば次回は大阪にも来てほしい。
翌日の千秋楽も無事に終了したようですね。皆さま、お疲れさまでした。
またお会いできる日を楽しみにしています。

後で書き足し/修正あるかも?ですが、もう出掛けなければ!なので。
※翌日に書き足し・修正しました)今回は最後にあらすじを。 

<ストーリー>
18世紀後半、イギリスに住むルーシー・マネットは、
17年間バスティーユに投獄されていた父ドクター・マネットが
酒屋の経営者ドファルジュ夫妻に保護されていると知り、パリへ向かう。

父娘でロンドンへの帰途の最中、
フランスの亡命貴族チャールズ・ダーニーと出会うが
彼はスパイ容疑で裁判に掛けられてしまう。

そのピンチを救ったのはダーニーと瓜二つの酒浸りの弁護士シドニー・カートン。
(※今回のミュージカルでは瓜二つという設定は止めてたようです、似てないもんね)
3人は親交を深め、ダーニーとルーシーは結婚を誓い合う仲になる。
密かにルーシーを愛していたカートンだが、2人を想い身を引くことに…。
しかしダーニーは昔の使用人の危機を救おうと祖国フランスに戻り、
フランス革命により蜂起した民衆たちに捕えられてしまう。

再び裁判に掛けられたダーニーだったが、そこで驚くべき罪が判明し、
下された判決は死刑。
ダーニーとルーシーの幸せを願うカートンはある決心をし、
ダーニーが捕えられている牢獄へと向かうが…。
 
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帰りの飛行機の中からの夕焼け。
 


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