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モーツァルト!帝劇楽☆8月26日昼(一幕)、中川晃教 [モーツァルト!]

モーツァルト!観劇は7月18日以来なので、もう5週間以上経ちます。
大阪公演が始まる前は、まさか帝劇にまで行くとは思ってませんでした。
自分でもびっくりです。しかも、帝劇千秋楽は平日だよ~!

※ネタバレや感想を含みますので、今から観られる方はご注意くださいね。
それと、あくまで私の感じたままの感想になります。いろんな観方や感じ方があると思います。
ダーリンと私でも違うから。それぞれのお好きなようにモーツァルト!を楽しまれますように♪

観劇日: 8月26日(金)昼 1階左サブセンター
出演 :ヴォルフガング・モーツァルト(中川晃教)、アマデ(川綱治加来)・・・

休暇届けは出してあったものの、夏休み明けなので自信はなかった。
実際、ダーリンはぎりぎりまで迷った末、諦めたしね。
一人での帝劇遠征、しかも日帰り。体調はよくないし、不安だらけ・・・

と思いきや!

私の心はどきどき、わくわく。台風の心配も驚くくらいしてなかった。
そして、迎えた当日は晴天♪
よしっ!行くぞ!!と気合は十分・・・でしたが、
まさか、J○Lに乗り遅れるとはねえ。はははっ。 ← 笑いごとじゃないって!
ま、無事に間に合ったことだし、ネコブル、ネコブル。いい思い出?です。

さて、どの舞台にも千秋楽には独特の雰囲気があると思う。
役者さん達はもちろんのこと、客席にいる皆さまにも。
モーツァルト!のようにリピータが多い場合は尚更です。

この日は、先月とは全く違う雰囲気が客席全体にありました。
そして、もちろん、役者の皆さまのパワーは全開!
気合も入ってるけど、とっても楽しんでる!そんな風に感じました。

いやー、それは私もですか?!
もうねえ、幕が開いた瞬間から、ずっとニマニマしっ放しでした。
誰かに見られたら恥ずかしいくらいに顔が自然にゆるんでくる。

千秋楽という特別な日に、その場に参加できる喜び、
それと、久々に観るモーツァルト!そのものにときめいてました。
モーツァルト!は私にとって、まるで初恋みたいなものなの。

そして、最初の歌、「奇跡の子」が始まる・・・

  

いっちゃんの調子よさそう!由美ちゃん、相変わらず可愛いわ~。
治加来くん、以前より雰囲気ある?香寿さんは相変わらず華やか!
アンサンブルの皆さま、お久ぶりです。(^^)/ ← そんな気分でして
誰を見ても嬉しいなあ。そして、いよいよ、あっきーの登場♪
やっぱり来てよかった!そんな一日でございました。(^-^)

そんな顔がゆるみっ放しのちょっと変な奴状態の私でしたが、
「僕こそ音楽」が始まった途端、涙が出てきた。なんだろうね、これは。
あっきーの声はやっぱり大好き。そして、治加来くん、素敵になってる!
子供の成長ってやっぱり凄いなと思う。あっきーは、おそらく調子が悪い?
声ではなくて体ね。コルセットをしていた時もあったと聞きました。
この日はテーピングをしてたと思う。でも、そんなことは全く感じさせない。
この時も、アマデをいつもどおり振り回してた。二回転と四分の一以上?(笑)
観る前から、あっきーの体のことは今日は心配はしないと決めていた。
あっきーも、きっと心配されるよりお芝居に集中してもらいたいはずだから。

この歌の最後は、私の大好きな場面。
舞台の中央で二人がひざまずき、輝く瞳で未来を見つめる・・・
幸せそうにアマデが笑っている頃の二人。胸がきゅんとなる。

そうそう、この歌の前の市村パパとヴォルフガングのシーン。
この日のパパは、ヴォルフの頭をぺしっ!とはじいてましたね。

「何処だ、モーツァルト!」の始まりは相変わらず賑やかで楽しい。
召使さん達が可愛らしくて。その後のコロレド大司教との対峙のシーンでは、
あっきーヴォルフガングは絶対に謝らない。そして・・・

楽譜を投げ捨てられた時の哀しみと、それ以上の怒りの顔。
彼にとっては、絶対に許せないこと。何よりも大切なもの。

そして、「私ほどお前を愛するものはいない」の二人。
もうねえ、また泣かされてしまいましたよ。
この二人の間にはいつも深い愛情が感じられる。

市村パパの「心を鉄に閉じ込めて」でも泣いちゃった。
いっちゃん、調子いいね。この日は、何度もぐっときましたよ。

ウェーバー家のとこ。今回が私にとっては初めての木村コンスタンツェ!
可愛いね。華もあるし、ここのシーンでは表情も豊かでコミカルで好き。
えー、しかし、ここだけでした・・・その後はちょっとね・・・

あっきーの「一家団欒、羨ましいな♪」の出だしが凄くきれいでした

そして、阿知波さんも相変わらず上手いですね。
木村コンスに合わせて、これまでとは違うセシリアの部分もあったりして、
舞台をぴりっと締めてる。味があって、大好きです。阿知波セシリア。

そして、千秋楽のサプライズ♪
シカネーダ登場のシーンは、もう楽ならでは!ですよねえ。
いやー、新感線並みのノリでしたわ、皆さん。

その前に直前のあっきーがねえ。こっちは突発的なものだろうけど、
喧嘩のシーンの後、下手の舞台がせり出した位置に飛び出す時、
!!!だんっ!!!と、めっちゃ激しい勢いだったのね。
思わずびっくりしてたら、両脇のお客さんやオケ?に向かって、
ちっちゃな声で「ごめんなさい!」(おそらく)と謝っているように見えました。

あっきーったら、可愛いけど、素に戻ってるよ・・・(^_^;)

この日のあっきーは歌の調子はよかったと思いますが、
ヴォルフガングへの入り込み方は激しくはなかった気がする。
それでも最後はかなり入り込んでたけどね。 ← どっちやねん!

ただ、私の魂をぐいっと持って行って離さない、そこまでではなかった。
でも、ヴォルフを楽しんでやっている感じで、それもそれでよかったです。

ついでに書くと、舞台の向こうまで入り込めなかった最大の原因は、
木村佳乃ちゃん・・・だと思う。佳乃ちゃん、天真爛漫で好きなんだけどね。
千秋楽でお初だったのは、かなり辛かったです。

話がどんどんずれてきた・・・まずは、サプライズ!
吉野シカネーダーが、タッタンタラララ、タッタンタラララ~♪と階段を降りてきて、
「私を誰だかご存知か?」と聞くシーン。

普通は「知らな~い」と、みんなが首を振るとこですが、
今回はいきなり全員で、エマヌエル・シカネーダー!と声を揃えて叫ぶの!
もう客席はどっと爆笑の渦です~。めっちゃ、可笑しかったわ。大笑い。

でも、あの大爆笑の数からすると、リピータさんの数は相当のもの?
これ、初めての人には「なになに?何か違うの??」ですよねえ。
とりあえずのノリで、ご一緒に楽しんで頂けたならよかったのですが。^^

その後の吉野シカネーダーがもう可愛くて。
君達ねえ!て感じで、「もう一度いくよ、タッタンタラララ~♪からね!わかってる?」
(このとおりじゃないけど雰囲気ね)と、最初からやり直し。

でも、2回めも、みんな揃って、!!!エマヌエル・シカネーダー!!!
どひゃ~、て感じです。吉野シカネーダーも笑いながら、わかったわよ!って感じで、
「それだけ有名な・・・」と台詞を繋いで、お芝居に戻りました。吉野さん最高♪

その間も、しばらくも、客席は笑いっぱなしです。(^0^)

ところで、これは前日の井上楽の時からなんでしょうね。
吉野さんとアンサンブルの皆さまで考えられたのかしら?
こういう遊び方は大好き。ありがとうございます~♪

そして、そのままの勢いで「観客の拍手がす~き♪」では大拍手!!
その後の歌の手拍子も大きくて、しかも、歌をよく知ってる(^0^)という手拍子。
帝劇M!への皆さまの熱い想いが伝わってきて、めっちゃ楽しかったわ。

いやー、これだけでも来た甲斐があったというもの。
ダーリンにこの話をしたら、「その場にいたかった!」とかなり
悔しがってます。

その後の親子3人の歌はやっぱり涙・・・ですね。
香寿さんの「星から降る金」はいつもBGMにしてしまって申しわけないのですが、
それだけ安定して素晴らしい歌声ってことなんです~。ほんとですよ!

山口さんのハジケ方も抜群でした。
どんどん凄くなっていってますね。(^^;)

「並の男じゃない」の手拍子も凄かったですねえ。

なんか、でも、その後の木村コンスとのシーンは子供の恋って感じがして、
なんとなく、この二人には入り込めなかった・・・

「終わりのない音楽」。由美ナンネールにはまた泣かされました。
市村パパもよいしね。この二人の歌には弱いわ。

そして、「僕はウィーンに残る」の最後のシーン。
「じ~ゆ~~だ~~~~~!!!」は気持ちよかった!
ヴォルフガングの強い意志が凄く出てた。

その後、笑顔でアマデに笑いかけるヴォルフガング。
でも、アマデに冷たく拒絶される様子を見ているとこちらまで辛くなる。

一幕ラストの「影を逃れて」は、やっぱりぐっときますね。
このシーンでの治加来アマデは前回よりずっと迫力がありました。
先月は二人のタイミングが合わないことがあったりもしたけど、
今は息もぴったりのようですね。男同士というよさもあったりして、
この二人の組み合わせもいい感じだなと思いました。


  あー、また長くなっちゃってる!
  今回は短めにまとめようと思っていたのに。
  すみません
、明日に続きます・・・


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コメント 7

こんにちは。
そうそう「シカネーダー」登場シーン、お名前呼ばれてよかったね(笑)その場に居たら私呼ぶ勇気あったかな(笑)こういうの聞くと「千秋楽だな~」と思えますね^^
あっきーの「じゆうだ~」は束縛されてたもの全部がふっとんだ感じがして私好きですよ♪
続き楽しみにしてます^^
by (2005-08-29 18:24) 

この舞台、拝見できなかったのですが
kanonさんリポートでもかなり堪能出来ました(笑)
画像の帝国劇場アングル、ここでの観劇の時は
「いよいよだ~!」ってワクワク感を
感じて見上げていた場所なので、ちょっとブルッときました!
by (2005-08-29 19:55) 

kanon

★一般市民さん、こんばんは!
続きを楽しみにしてくれて、ありがとう~。
夜中前にUPします。^^
シカネーダーのとこは、ほっんとおもしろかったですよー。
また、何かのお芝居の千秋楽に行ってみてくださいね。

>あっきーの「じゆうだ~」は束縛されてたもの全部がふっとんだ感じがして私好きですよ♪

そうそう、そんな感じですよね。
あの瞬間はとっても好き。

★Peridotさん、堪能して頂いて嬉しいわ。
まあ、このアングルで見られてましたか!
何のお芝居の時だったのかしら?
それとも、帝劇の時はいつもなのかな。
帝劇だから、ミュージカルですよね。

実はこれは終わった後に撮った写真です。
この青空そのままのすっきりした気持ちでした。^^
by kanon (2005-08-29 20:21) 

♪〜
ん〜長かった。(笑)
by (2005-08-29 21:19) 

mint

かのんさん、晴れましたね!さすが晴女。
おかげ様で私も無事東京の空の下に降り立つ事が出来ました(^-^)
楽の『モーツァルト!』レポを拝見するだけでも気持ちが高ぶります♪
by mint (2005-08-29 22:41) 

kyoko

ワタシ何だかわからないんだけど(ゴメン!)
kanonさんの レポートのド迫力に 圧倒され楽しい・・・単純にね! 
by kyoko (2005-08-30 00:19) 

kanon

★カイトさん!やっぱり長いですよねえ。^^
(えっ?でも、まさか、読んで頂いたの??
 だとしたら、ありがとうございます~。
 わけわかんない記事でしょう。^^;)
ところで、連続nice!ありがとうございます!
管理画面でお顔が5つ並んでて可愛かったです。

★mintさん、晴れましたね。
きっと、mintさんの熱意も伝わったんですよ!
東京は楽しんで来られましたか?愚問ですね。
また遊びに行かせて頂きますね。
(今夜はlivedoorのblogが調子悪いみたいで、
 遊びに行けなかったんです・・・残念)

★kyokoさん、いやいや、わけわかんないと思います。
なのに、読んでくださったの?!ありがとうございます。
nice!まで頂いて、お恥ずかしい限りですわ。

「ド迫力」ありますか・・・褒め言葉?と思っていいかな。^^
楽しんで頂けたなら、本当に嬉しいです~♪
by kanon (2005-08-30 00:31) 

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