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モーツァルト!中川晃教初日 [モーツァルト!]

ずっと楽しみにしていたモーツァルト!いよいよ開幕です♪

※ネタバレや感想を含みますので、今から観られる方はご注意くださいね。 

観劇日: 6月6日夜(中川晃教初日)1階10列左端近く

脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ、音楽:シルヴェスター・リーヴァイ、演出・訳詩:小池修一郎

出演 :ヴォルフガング・モーツァルト(中川 晃教)、アマデ(黒沢ともよ)、レオポルド(市村 正親)、
    コロレド大司教(山口祐一郎)、コンスタンツェ(西田ひかる)、ナンネール(高橋由美子)、
    男爵夫人(久世星佳)、シカネーダー(吉野圭吾)・・・

今夜はモーツァルト曲集を聴きながら書いています。
寄せ集めの作品集なのですが、舞台の中でもちらっと話題に出てきた、
「フィガロの結婚」の中から「恋とはどんなものかしら」や、
「ト短調交響曲」など、その音の輝きに改めて感動しています。

主役のお二人はモーツァルトの曲はご存知だったと思いますが、
ヴォルフガング役をするにあたって何度か聴かれたんではないでしょうか。
そんなことを考えながら聴いています・・・

しかし、モーツァルトの晩年が不幸だったことは知っていましたが、
あそこまで哀しい人生だったとはわかっていませんでした。
そんな中から生み出された数々の曲達。荒れた暮らしの中でさえも、
音楽に対するピュアな心だけは失わなかったんだなあと、
今回の舞台を観終わった時にふと考えていました。

「SHIROH」での中川くんは天真爛漫そのものという感じでしたが、
今回の「モーツァルト!」では彼の中に純粋無垢なものを感じた。
(「おんなじことやろ~」とダーリンには突っ込まれましたが・・・)

家族との別離や母親の死、借金、思うようにならない音楽の道、
そんな中で、もがき苦しみながらも音楽に対してだけはひたむきだった、
そんなヴォルフガングを中川くんの中に感じました。

中川くんの伸びやかな歌声が会場全体を包み込む瞬間が何度かあって、
その時に居合わせたことに感動していました。素晴らしかったです。

でも、おそらく、まだまだほんの序章。
中川くんだけでなく、他の皆さんもどんどん変わっていかれると思います。
というか、期待しています。そんな予感を感じさせてくれる初日でした。

それにしても、この日の市村さんは最高でした。
今まで観た中でも特に素晴らしかった。歌も演技も・・・
市村さんの歌には何度も涙が出そうになりました。

残念だったのは西田さんと久世さん。
久世さんは独唱~♪が多いのに声が出ていない。特に高音域。orz
前回より酷いとの噂ですが、本当に聴いているのが辛かったです。

西田さんはどの歌もさらさら~としてて深みが感じられない。
気迫というか、魂の叫びが何も伝わってこなくて、
コンスタンツェの哀しさが全然伝わってこないんですよね。
彼女と歌う時は中川くんも抑え気味な感じがしてちょっと残念でした。
それでも声の違いはわかってしまうので仕方ないのかな。
でも、単に歌の上手下手の問題じゃないと思うんですよね。

吉野さんも「SHIROH」以来ですが、独特のキャラと雰囲気があって、
私は大好きです。シカネーダ役は彼ならではこそ!と思いました。

山口さんは今回が初めて。ダーリンは気に入ったようです。
歌詞が少し聞き取りにくいことがあって気になりましたが、
でも、気持ちよく歌ってはりますね~♪声も素敵。華のあるお人やわ。


  【あっきー、ラジオに出演!】   
   えっと、ここで休憩です。今日はMBSラジオにあっきーが出演しました!
          ・・・ここ(↓)からが今夜の追加です・・・

そして、由美子ちゃんはやっぱり安心感がありますね。
市村さん、中川くんとの3人のシーンでは本当の親子みたいでした。

アンサンブルの方達は、ざざざっと出てきて、歌って、戻って、
またざざーっと出てきて・・・の繰り返しなので、忙しそうでした。
特に女性はドレスもカツラもとっても重そうなので大変そう。
でも、そんなことを微塵も感じさせない笑顔と歌声が素晴らしかったわ!

さて、リニューアルして梅田芸術劇場メインホールですが、
音は気持ちよく響いていました。ただ、ちょっとマイクを聞かせ過ぎかな?
私達のお席がかなり端でスピーカに近かったからかもしれませんが、
生オケだし、あのメンバーなので、生の迫力をもっと感じたい気がしました。
贅沢な悩みかな・・・どちらにしても、やはりセンターで観たいですね。

ただ、右サイドよりは左サイドの方が断然いいと思います。
ステージの左側の花道くらいの位置に少し突き出たところがあって、
皆さん、ぐっと前に出てきてくれますので間近で見れますよ~。

カーテンコールでは初日ということで舞台挨拶がありました。
中川くんの挨拶は自分のことのようにどきどきしてしまいましたが、
つつがなく終わり(次の記事でご紹介しますね)、小池さんのご挨拶、
そして、ウィーンから来られたシルヴェスターさんのご挨拶もありました。
シルヴェスターは笑顔の素敵な陽気なおじさまで、
この方が私達の大好きなエリザの曲も作られたんだと思うと、
なんだかとっても嬉しくなってしまうような方でした。

カテコは全部で4回だったと思います。
最後は、放送が流れてもなかなか帰ろうとしない私達のために、
中川くんとアマデ役の子が二人で出てきてくれました。

満面の笑顔で最後はいつもの投げキッス♪
アマデの子も真似っこしてて、めっちゃ可愛かったです。
本当に最後の最後まで楽しませて頂きました。

本当にありがとうございました。
次回も楽しみにしていますね。(^-^)

 ちょこちょこっと書くだけのつもりだったのに長くなってしまいました。
   懲りずに最後まで読んで下さった方、ありがとうございます。
   でも・・・実は・・・更に・・・次に続きます。止まらない~。(^_^;) 


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桜子

かのんさん素敵な感想有難う御座います!遅ればせながらじっくり読ませていただき初日の感動が蘇ってきました~♪

>伸びやかな歌声が会場全体を包み込む瞬間が何度かあって

本当にそうでしたね!なんというか・・会場全体が息をのむ瞬間・・♪
アッキーの声は神様からの贈り物・・なんだか途中で泣きそうになりました。

西田ひかるさんは昨日のヨッシーm!の観劇では少しよくなっていましたがう-ん・・まだちょっと物足りなく・・^^;
アンサンブルの方のまとまりもまだはじめのほうなのでいまいちかな、とも感じましたがこれから回を重ねるごとにどんどんよくなってきそうですよね♪

山口さんのニ幕の歌、「~魔術~~~」の迫力に!!!になりました!
by 桜子 (2005-06-12 12:02) 

kanon

桜子さん、お褒め頂いて嬉しいです。
とりとめなく書いているので、お恥ずかしいです。

>アッキーの声は神様からの贈り物・・なんだか途中で泣きそうになりました。

うんうん、わかりますよ~。

西田さんも、アンサンブルもよくなってきています。
私はともかく久世さんが復調されてよかった。
久世さんのパートは歌いあげるとこだけに初日は辛かったですね。

>山口さんのニ幕の歌、「~魔術~~~」の迫力に!!!になりました!

ダーリンのお気に入りです。
今夜もめっちゃ楽しそうに歌い上げてはりましたよ!
ほんと気持ちよさそうでいいですね。
by kanon (2005-06-13 02:29) 

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