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モーツァルト!☆6月18日昼、中川晃教 [モーツァルト!]


  ちょっと間が空いてしまいましたが、18日土曜日マチネの感想です!

FCイベントの興奮も覚めやらないまま迎えた土曜日。
梅雨入りしたはずなのに、この日も朝から晴れ!でした。

※ネタバレや感想を含みますので、今から観られる方はご注意くださいね。

観劇日: 6月18日昼 2階2列左側センター近く
出演 :ヴォルフガング・モーツァルト(中川晃教)、アマデ(黒沢ともよ)・・・

今回初めての2階席です。音だけに限れば3階席の方がいいかもしれません。
ただ、2階席前半は役者さん達もよく見えますのでバランスよく楽しめます。

また、2階席(3階席もですが)は1階席よりも前後の段差があるので、
1階席前半のように前の方の頭が邪魔になるようなことはほとんどないですね。
もちろん、前席の方が身を乗り出してみなければ!なのですけども。
2階最前列は前のめりの方もちらほらいらした気がします。(^_^;)
これ、後ろの方は結構気になりますよね。私も気を付けなくちゃ。

さて、この日のモーツァルト!ですが、もう何も言うことはございません。
とはいえ、何か書き残しておきたいので、脈絡のない文章になると思いますが、
書いてみますね。

終わった後は本当に放心状態でした。他の皆さまもそんな感じだったようです。
私はしばらく休ませて頂いてから、miyacoちゃん、桜子さん、chisatoさんと合流して、
お茶せさて頂いたのですが(終わってから1時間以上は経ってたかな?)、
皆さん、お喋りしながらも時々ぼーっとしているように感じたのは私だけかしら・・・
少なくとも私はそうでした。一瞬、さっき観たばかりの世界に引き戻される。

この日の私は途中から泣きっぱなしで、舞台の上に繰り広げられる、
歌とお芝居の世界の中に心を掴まれて連れて行かれてしまった感じです。
これがmy楽でいいや!とまた思ってしまいました。

12日ソワレを観て以来だったダーリンも大満足だったようです。
音響的には12日がよかったそうですが、3階席だったからかもしれないとのこと。
全体的には18日マチネが彼にとっても今までで最高とのことでした。

さて、朝起きた瞬間からヴォルフガングになると言っていたあっきー。
当然ですが、昨日とは全く違うあっきーヴォルフガングが舞台にいました。

市村パパに、高橋ナンネールに、そして、あっきーヴォルフガング・・・
親子3人でのシーンはいつも胸にぐっとくるものがあります。

どう考えてみても凄く頑固で時には横暴でさえある市村パパですが、
私はこの親子の絆の深さ、心の奥底に流れる愛情をいつも強く感じてしまう。
観る人によって、もちろん捉え方は様々でしょうけども・・・

とても切なくて、もどかしくて、辛くて、でも、それだけじゃない何か。
喧嘩をしている時でさえ、お互いの愛情を心の中のどこかで感じている、
私はそういう気がして、そういう二人に強く惹かれてしまいます。

市村パパの独唱、ナンネールの「終わりのない音楽」も大好き!

ヴォルフガングが「僕はピエロだ・・・」という時の頼りなげな寂しい声。
そんな彼を愛していくコンスタンツェ。二人で愛を語り合うシーン。
西田さんは本当に観るたびによくなっていると私は思います。
コンスタンツェの寂しさ、やりきれない気持ち、ヴォルフを愛していて、
そして、守りたいと思っている。そんな気持ちが伝わってきました。

この日は山口さんは少し鼻声気味?でした??(ダーリン曰く)が、
それまでよりも感情の入り方が凄かった。日増しにパワー・アップしてる。
馬車から降りて排泄をするシーンもどんどん激しくなっていて(笑)、
会場のノリもよい日だったので笑いも多くて、山口さんもノリノリでした。
そして、ヴォルフが白いカツラを投げつけてコロレド大司教と決裂するシーン。
背を向ける直前に見せるコロレドの寂しそうな顔・・・

そして、パパが亡くなった後のヴォルフガング。
アマデに「お前が悪い!」と泣き叫ぶシーンは胸が締め付けられる。

吉野シカネーダは相変わらず華やかで凄く似合ってますね。
彼とのシーンでのヴォルフガングは本当に嬉しそうに無邪気に笑ってて、
不幸な時だけではなかった幸せなヴォルフガングが垣間見れて好きです。
でも、この日はそんな楽しそうな二人を見ていても切なくなることがあるくらい。
そして、「魔笛」の台本を嬉しそうに抱きしめるアマデ・・・

コンスタンツェを追い返す時の辛い嘆きの中で、
それでも、「魔笛」の音楽に惹かれていくヴォルフガングの恍惚な顔。
完全に舞台に心を奪われてしまいました。

黙々とレクイエムを書くヴォルフガングの表情は目まぐるしく変わっていきます。
狂ったように、時に楽しく、時に苦しく、そして、絶望の淵の中に入っていく・・・
最後にアマデから白い羽根ペンをもらった時の輝く瞳、死の直前の笑顔、
ラストの「影を逃れて」はアンサンブルの皆さんの熱もこもっていて、
その中に響き渡るあっきーの声。こんな素晴らしい舞台をありがとう♪

アンサンブルの皆さんもめっちゃ素敵でした。
「そこはウィーン!」はダーリンの大好きな曲です。
ラストの「影を逃れて」も凄く迫力があった。

それと、私にとっては初めての香寿男爵夫人。華やかですねえ。
久世さんが落ち着いた上品な感じだっただけに最初はとまどいました。
でも、歌は安心して聞けるというか、素晴らしいです。
楽に向けてますます輝いていかれるといいな~。楽しみです。

客席のノリも凄くよかったですね。
「並みの男じゃない」の時に手拍子があったり、どの場面での拍手も熱くて、
カテコでの拍手も声援も大きくて、スタオベも早かったですね。

土曜日のマチネなのでカテコの追加はなかったけれど、
舞台の上の皆さまも凄く嬉しそうで、感激されている方もいらしたように思います。
本当に、本当に、ありがとうございました。

カテコのともよちゃん可愛かった!
あっきーとの組み合わせでは(カテコも入れると)ともよちゃんが好き。


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miyaco

遅ればせながら~(^^;
かのんちゃん、ご挨拶が遅くなりましたがそちらでは
大変お世話になりました!めっちゃ楽しかったですよ~!!
お土産のMDもありがとう!帰ってから早速聴いちゃった(笑)
18日のアッキーヴォルフは初見の私には圧巻で、かのんちゃんの
いうとおり私なんかは見るからにぼーっとしてたに違いない(爆)
アッキーはすごいねぇ、本当に。。。と思うとまた泣けてくる~(T-T)
by miyaco (2005-06-22 15:11) 

kanon

miyacoちゃん、こんばんは。
私もとっても楽しかったです。また大阪にも遊びに来てね!
MD聴けたみたいでよかったです。(^-^)

18日は今から思っても、やっぱりよかったと思う。
あっきーもだけど、いっちゃんや、山口さん、アンサンブルの皆さん、
オケも含めて、あと客席も・・・全てがよかったと思います。

そういう日に出会えてよかったね。
帝国でも、まだまだパワー・アップするんじゃないかな~。
大阪は、いよいよ今週末が千秋楽です。楽しみ♪
by kanon (2005-06-24 01:21) 

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