シュガードレス☆マリー・アントワネット☆２月１８日、笹本玲奈 [舞台全般]
※製作工程を追記しました。
阪急インターナショナル２階
マリー・アントワネット役 涼風真世さんの等身大ドレス！
【使用材料】粉砂糖 約３０ｋｇ・ゼラチン・水・色素
【製作期間】約３ヶ月
全体が砂糖でできてるんですよ～。凄いでしょ。
（注：土台は発砲スチロールです）
ミュージカル「マリー・アントワネット」の公演を記念して、
阪急インターナショナルのパティシェが創作されたそうです。
突然ですが、日曜日はＭＡに行ってきました。
２階から観たくて散々迷ってたんですが、
よく考えたら、ダーリンと一緒に行けるラスト・チャンス
（大袈裟！）だったので、いきなり直前に手配しました。
私はともかく玲奈ちゃんの日に観たいので！
感想は・・・難しいですね。何をどう書いていいやらー。
とりあえず何か少しだけでも書いてみます。
ネタバレって程でもないけどお気を付けあそばせ～。
【観劇日】２月１８日昼、１階１９列センター、梅田芸術劇場メインホール
【出演】涼風真世（マリー・アントワネット）、笹本玲奈（マルグリット・アルノー）、
土居裕子（アニエス・デュシャン）、井上芳雄（アクセル・フェルセン）、
石川禅（ルイ１６世）、山路 和弘（ボーマルシェ）、髙嶋 政宏（オルレアン公）
山口祐一郎（カリオストロ）、その他
【原作】遠藤周作「王妃マリー・アントワネット」
【脚本・歌詞】 ミヒャエル・クンツェ 【音楽】シルヴェスター・リーヴァイ
【演出】栗山 民也
結局１階ですが、ちょっと引き気味の私的には好きな席。
もちろん、東京で観た時よりも全体的にはよくなってました。
でもね、それはひとえにキャストの皆さまの力。
一幕の最初は結構いい？と思ったけどそれも束の間。
構成というか、演出というか、物語に入っていけない。
入ろうとすると引き戻される・・・みたいなもどかしさ。
マリー・アントワネットが主役じゃない方がスッキリする？？
涼風さんのせいじゃないですよ～。彼女は凄く頑張ってる。
でも、主役であるはずのアントワネットに感情移入ができない。
歴史的背景を考えてもね。とても難しい役だと思います。
それを毅然と演じている涼風さんは凄いなと思う。
アントワネットの衣装はラストに近づくにつれ、黒が増していく。
処刑の直前は黒の喪服。それが処刑の時は白。木綿？
みすぼらしい服を身にまとい、しかも、観衆の前で惨めに転ぶ。
でも、この時でさえ、彼女はあくまでも王妃のままだ。
いや、それまで以上に気高さと優雅さを感じさせる。
駆け寄ったマルグリットが差し出す手にすがることもせず、
ゆっくりと起き上がりながら上から手を乗せる。
この時の涼風さんの毅然とした微笑。王妃としての風格を感じさせる。
ともかく、この日の玲奈ちゃんはすっごい迫力でした。
幕間でのダーリンの第一声は「笹本くん（なぜ、くん？笑）
スイッチ入ってるな！」でしたから。目が違う！って。
玲奈ちゃんに関してはとっても嬉しい発見だったみたい。
だからー！前からいいって言ってるでしょ。嬉しいなあ。
井上フェルゼンはやっぱりカッコイイ！！
ダーリンは井上くんには興味なさげですが（笑）、
お芝居はもちろん、「立ち姿がいいね」と言ってました。
特に今回の役は似合ってるよね。惚れ惚れ～。
それと、ルイ１６世役の石川さんが上手いと絶賛。
高嶋さんは最初は「なんやこれ～？！」（失礼）と
思ったようですが、途中からはよかったみたい。
同じだ。あの独特のキャラがクセになりそう。（笑）
山口さんも気持ちよく歌ってました。
ただ、やたらと火花が散る演出とか・・・ちょっと。
山口さんのせいじゃないですけど。
あんなに何度もしなくても。なんだか微妙な役柄。
歌は観ている時はがーっと迫ってくるのとかあって、
思わず涙ぐんだりもしたけど（特に玲奈ちゃん）、
それもキャストの皆さまの迫力によるところが大きい。
今までのウィーン作品に比べると、うーん・・・？？
好きな歌もあるにはあるんですけどね。
観終わった後、ダーリンは原作が読みたくなったみたい。
遠藤周作さんが何を描きたかったのかが気になる模様。
うんうん、そうなのよー。シスターの言動とか、
遠藤さんらしさもあるんだけど、最終的に何を言いたいのか、
伝わってこなくて。やっぱり読まなきゃ駄目かしら。
（まだ読んでないらしい・・・汗）
読んだ後に観ると、感じ方は変わるのかしら・・・？
あー、結局、だらだらと書いてしまった。
この日のお席は完売。カテコもいい感じでしたよ。
キャストの方達の気迫が凄く伝わってくる舞台。
だからこそ、もっとどうにかならないの？
と思っちゃう。せっかくなのにね。もったいない～。
さて、観劇後はインターナショナルの上のバーで
ちょっと飲み食べ。観終わったお芝居のことをあれこれ
話しながらお酒を飲むのは楽しいひと時。
ダーリンが頼んだ生ビール、ここのはおいしい！ラビオリと～♪
まだ明るいんですよね。
そんな時間から飲んでることが幸せ！なんて思ってたら、
すっごく酔ってしまって。帰りはふらふらでした。（汗）
★★★追記：製作工程（解説ポスターより）
①
②
③
①王妃マリー・アントワネット役涼風真世さんの身長（１６５ｃｍ）を基としてサイズを割り出し、発砲スチロールを削って形作る。
②砂糖・水・ゼラチンでできた生地を身体のラインを崩さないよう注意深く貼る。ドレスの部分には色付けした生地を貼る。
③チュールをのせ、砂糖で模様を書く。 ④砂糖でできたフリル・装飾を飾る。 ⑤完成直前
④
⑤
写真だと砂糖とは思えないですよね。阪急インターナショナルへＧＯ！
マリー・アントワネットもう観られたんですね。
私も4月に申し込んであります。
帝劇でのミュージカルは久しぶりです。
原作も読みましたので、今から楽しみにしています。
by hana (2007-02-20 18:01)
思わず「うん、うん」とうなづいてましたー（笑）
私もやっと見てきましたよ！
私は17日にみたんですけどレナちゃんの熱演はすごい迫力でした。
そう、キャストのみなさんはとてもいい。うん。でも。
芳雄くんはかっこよかったですね～♪
また語りましょーねん。
by sue (2007-02-20 21:18)
どうやって作るんだろう。
by (2007-02-21 12:38)
かのんさん、お久しぶりです。
MAのご感想、すごーくよくわかります！
私は帝劇で数回観ましたが、かのんさんと同じような感想を
持ちました。ちょっと複雑な・・感じ。音楽もどこかで聴いた？な
曲が多かったり。ばーんと心に来てくれるメロディーが少ないし、とか。
それでも何か伝わってくるものがあったとすれば、
それはひとえに、キャストの方々のチカラだったと私も感じました。
でも、なぜか、早く「モーツァルト！」が観たい！と
思ってしまったのでした。（結局そこね～）
またおじゃましまーす。
by ヒヤシンス (2007-02-22 00:00)
★ｈａｎａさん、ありがとうございます。＾＾
４月に観られるご予定なんですね。
それなのに、あれこれ書いてしまって、すみません！
次回の帝劇ではキャストも何人か変わりますし、
演出等にも変化があるかもしれません。楽しみですね。
ところで、原作はおもしろかったでしょうか？
★sueちゃん、お久しぶり～。
前日に観たのね。朧は同じ日だった？ようだし、
観るものが似てるよね。 ＾＾
それで、そうそう、そうなの。玲奈ちゃんはよかったし、
井上くんはカッコイイ！なのにねえ。かなり微妙。
でも、井上フェルゼン観たさにまた行ってたりして。
大阪が最後だものね。井上くんは。
また是非語りましょー。お食事会しましょ！！
★tanaka-ma3さん、ありがとうございます。
お答えになるかどうかわかりませんが、
ポスターにあった製作工程を追記しました！
★ヒヤシンスさん、お久しぶりです！
あー、やっぱり同じような感想なんですね。
帝劇では２階席からは観られましたか？
２階席からの方がいいという話を聞いたので、
本当は２階席で観たかったんですよ。
ちょっと・・・というか、かなり複雑です。
キャストの皆さまが素晴らしいから、
なんだかもったいない気がしてしまう。
期待し過ぎていたせいもあるかもしれません。
「モーツァルト！」は楽しみですね。
また是非遊びにきてくださいね。＾＾
by kanon (2007-02-22 02:28)
マリーアントワネットは「ベルばら」のイメージが強すぎて
映画も見る気になりません^^;
by (2007-02-23 17:44)
砂糖？！
うぅ～見に行きたい～。舞台のMAは観ない予定なんだけど、この衣装は見てみたい！
by (2007-02-24 13:42)
★魔女さん、「ベルバラ」懐かしい！
確かに、アントワネットのイメージってこれよね。＾＾
タカラヅカの演目として今でも人気みたいよ。
★Ｐｅｒｉちゃん、おいで。おいで。大阪だけど。
阪急インターナショナルならでは！かなと思います。
ＭＡにちなんだデザートもあるのよ～。＾＾
by kanon (2007-02-25 02:00)
このドレスにはびっくり！！！
by punchigoo (2007-02-25 18:21)
ぽんたさん、びっくりでしょ～。
阪急インターナショナルに行けば見れますよ♪
by kanon (2007-02-26 00:46)