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宝塚BOYS☆9月5日千秋楽 [舞台全般]

4222412308_20100701191728.jpg 宝塚BOYSオフィシャルサイト

皆さま、こんばんは。
台風の前後くらいから、ようやく朝晩はちょっと涼しくなってきましたね。^^

その台風。関西に上陸した後はそのまま日本海に抜けると思っていたのに、
アルプス山脈に沿って太平洋側に向かうとは!びっくりでした。
静岡・関東方面の皆さまは大変でしたね。大丈夫だったでしょうか。

さて、またまた1週間があっ!という間に終わってしまいました[あせあせ(飛び散る汗)]
久々にフル稼働で仕事してます。夜はPCに向かうこともなく、ただ寝るだけ。。。
書いておきたいことはいろいろあるというのに寂しい。

えっと、そんなわけで、まずは先週末に観た「宝塚BOYS」です。
以前から観てみたかったこのお芝居。初の観劇です。今回で再々演。BOYSのメンバーは一新。
吉野さんじゃなくなっちゃったのは残念だけど、浦井くんが楽しみ♪で行ってきました。

とっーてもよかったです[ぴかぴか(新しい)]

 
【観劇日】9月6日大千秋楽 1 階P列下手、兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール    

【原案】辻則彦 「男たちの宝塚」(神戸新聞総合出版センター刊)
【脚本】中島淳彦 【演出】鈴木裕美

【出演】浦井健治(上原金蔵)、杉浦太陽(長谷川好弥)、黄川田将也(山田浩二)、
  東山義久(星野丈治)、藤岡正明(竹内重雄)、瀧川英次(太田川剛)、石井一彰(竹田幹夫)、
  初風諄(君原佳枝)、山路和弘(池田和也)

   かつて、あの宝塚に男子部があった!
   女性だけの劇団として、世界的にも有名な「宝塚歌劇団」。その90年を超える歴史の中で、
   たった9年間だけ存在した「男子部」。宝塚の舞台を夢見て突き進む男たちの姿を、
   時にコミカルに、時に切なく描き出す。

キャッチコピーがこれですから。
いやー、もう、宝塚歌劇団に男子部があったというだけでも衝撃の事実・・・
ですよね。でも、これは実際にあったお話を元に描かれています。

女性だけだった宝塚歌劇団が1945年に男子部を特設。
9年間で4回にわたって男性を募集し25人ほどが合格しますが、1954年3月には解散。
戦後間もない時代で、戦地から命からがら帰ってきた話なども出てきます。

そんな時代に真っすぐに夢を持って生きた青年達のお話。
ダンスの練習のシーンとか、もうね、腹を抱えて笑う、いうとのはこのことか!、いうくらいに
ホール全体が笑いで溢れることしばしば。そうかと思うと、ほろりとする場面もほどよくあり、
笑って、笑って、泣いて、笑って、泣いて、ほんま忙しい。(笑)
最終的に男子部は解散となってしまうんだけど、でも、観終わった後は幸せな気分になる、
そんな舞台でした。 

解散が告げられて、みんなで肩を組みながら歌を歌う場面。
その時点で既に泣いてはいたんですが、「すみれの花咲く頃」を歌うところで、
ぼろっと涙がこぼれ落ちました。歌に溢れる彼らの想い。

そして、その後はまた楽しい場面の数々。なんせ宝塚ですから!
レビューがあるんですよ。これがまたよかった。いきなりのレビュー・タイムなんですが、
なんの違和感もなく、またその後もお芝居に戻りそれぞれが旅立っていく。

黄川田さん。カッコイイですねえ。
TVでもよくお見かけしますが、舞台の上でもそのまんまというか、
スラっと背が高くて二枚目。なのに、ヤーさん風に振る舞う役
(でも実は母親は日舞の先生という)で、フンドシ姿にもなったりして、
見た目とのギャップがおもしろいというか、体当たりの演技で笑いを誘っていました。
拳を振り回すシーンも多かったんですが、テーブルか何か?を叩いた際に、
思いっきりやってしまったらしく、裏で手にスプレーしていたしらい。(カテコでの話)
大丈夫だったんでしょうか。

他の皆さんもそうですが、踊りはもちろん全体に動きが激しいシーンが多いんですよね。
ショーの時はいわゆる階段があるし、結構大変だったらしい。
途中、怪我をされた方もあったようですが、全員で千秋楽を迎えられてよかったです。

東山さんは踊りが上手な星野役。
得意気に軽やかに踊りまくる。ショーの時に上手にはける際、
勢い余って?コケてしまったようで、カテコの時にからかわれていました。
吉野さんで観たかったなあ、という思いは残るけど、
でも、よかったです。

藤岡さん、、、太りました?
ダンスのシーンはちょっと重たそう(笑)でしたが、歌は上手ですよね。
彼が歌うと空気が変わる気がしました。

瀧川さん、関西弁で喋りまくるお笑い担当。
見るからに踊れそうになかったけど、そこがまたいいというか。
カテコの時に「ポスターの写真と全然違うでしょ?
最初は誰かわからんかったでしょ?」と仰っていましたが、
後で写真を見たら、、、ほんまに違うー!(大爆笑)

杉浦さんと石井さんもよかったです。

初演と再演は見れなくて残念でしたが、
今回のメンバーの方が全体に若い?そういう意味ではBOYSらしかった気がします。

そのBOYSの両親のようだった初風さんと山路さん。
初風さんは宝塚出身だけあって、あのお年でというと失礼かもしれませんが、
とても若々しいソプラノで、さすがだと思いました。可愛いのー。
山路さんは渋いですねえ。いい味出てました。
誰よりも夢が叶うことのない現実に苦悩していた池田役。
BOYS達以上に男子部の大劇場出演の夢を叶えたかったのかもしれません。

そして、浦井くん。今回もよかったです。やっぱり好きだなあ。^^
お笑い系もバッチリだし、希望に燃えて宝塚に入団して、
リーダーとしてちょっと頼りないけど頑張っている、そんな役にぴったりでした。
このお芝居では歌や踊りはあまり得意ではない俳優さんもいらっしゃる中
(だからこそ練習のシーンとか、リアルで笑えるっていうのがあるんですけど)、
さすがに動きがしなやかで、歌も上手で、やっぱりいいなあと。
歌って、踊る、そのことが心から好き!というのが全身に溢れていました。

パンフレットに、浦井くんが初演を観た時にレビューのシーンで涙が出そうになった、
と書いてありましたが、それを読んで、ああ、気持ちがわかるなあ、と思った。
あのレビューの中にみんなのいろんな思いが込められている、そんな気がする。

カテコの仕切りも可愛い。キャスト一人一人の紹介をメモにして準備していたみたいで、
メンバーの紹介の時にいきなり紙を取りだして読み始めるからキャストの皆さんも私達も大笑い。
途中からはメモを見ずに紹介してたから、最初はちょっと緊張してたのかも。
カテコは終始和やかで、メンバー一人一人からご挨拶があって、とても楽しかったです。
皆さん、まだ終わったという気がしないとか。

山路さんはひとつの舞台が終わったら、次の舞台もあるこどたし、
いつもはあまり引きづらないようにしているそうなんですが、
でも、今回は「あんまり言いたくないんだけど・・・こいつらちょっとカワイイ、かな」
と照れながら締めくくられた姿が印象的。

その一言に表れているように、皆さん、本当に楽しそうというか、
いいカンパニーだなあと思いました。東京みたいに長くやっていたら、
もう一度観たかったなあ。

また是非同じキャストでの再演を願います。
本当にお疲れさまでした!

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