佐渡裕指揮ベルリン・ドイツ交響楽団 日本ツアー2011☆11月2日Bプロ [舞台全般]
皆さま、こんばんは。今週は暖かいですね。
今日は曇りでしたが、それでも暖かかった!
そんな昨夜は兵庫県立芸術文化センターへ。
佐渡裕さん指揮、ベルリン・ドイツ交響楽団、エフゲニ・ボジャノフ(ピアノ)によるコンサート。
ホールでの交響楽団のコンサートは久しぶりでしたが、やっぱりいいですねえ。
佐渡裕指揮ベルリン・ドイツ交響楽団 日本ツアー2011
at 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール 1階C列センター
2011.11.02 プログラムB
【指揮】佐渡 裕
【演奏】ベルリン・ドイツ交響楽団、[ピアノ]エフゲニ・ボジャノフ
【演奏曲】
ベートーヴェン: 「レオノーレ」序曲第3番
モーツァルト: ピアノ協奏曲第23番
en. リスト: ペトラルカのソネット
------- 休憩 -------------------------------------------------
チャイコフスキー:交響曲第5番
en. チャイコフスキー:弦楽のためのセレナードよりエレジー
チャイコフスキーの5番が大好きなダーリンのために取ったチケット。
やはり生で聴くのは違いますね。よかったー
正直なところ、C列はクラッシックのオケを聴くには近過ぎて。
(途中、演奏者の鼻息まで聞こえましたよ・・・笑)
もっと引いて聴きたかったけど、まあ、仕方ないですね。
あの場所にいれただけで幸せ
ペートーヴェンの「レオノーレ」は初めて聴く曲でしたが、
これもよかったです。
モーツァルトのピアノ協奏曲第23番はエフゲニがよかった!
まだ27歳。独特の雰囲気があって、引き込まれます。
特に、アンコールで弾いてくれたリスト。
涙が出た。凄く繊細できれいな旋律。
リストは今まであまり興味がなかったんですが、
聴いてみようと思った。
ともかく、オケもソリストも素晴らしい演奏でした。
それと、佐渡さん。素敵ですねえ。いいなあ♪
ロビーに「もも・かき育英会」の募金箱が置いてあったので、
僅かですが募金。この育英会は阪神・淡路大震災の際に遺児育英のために設立され、
10年間活動されたそうです。
今回は東日本大震災の遺児のために再度立ち上げられたとか。
詳しくはこちらをどうぞ。 もも・かき育英会HP
芸術文化センターのギャラリーには、
佐渡さんの東日本大震災への想いや取り組みの写真が
展示されていました。
震災後に出された佐渡さんのメッセージや、
同センターでの「東日本大震災復興祈念ウィーク」の写真、
いわき市や釜石市"宝来館"を訪れた際の写真。
「宝来館」の女将さんが、
佐渡さんが海岸で鎮魂の演奏会を開きたいという考えを聞き、
筆をとられたそう。
8月の供養の月に、地元の子どもたちと交流しながら、
鎮魂と慰めのコンサートをしていただけませんでしょうか
この申し出を快諾し、スーパーキッズ・オーケストラと共に、
8月7日~9日の3日間、被災地を訪れたそうです。
左は5月のベルリン・フィルで使用したタクトを贈られ、
弾ける笑顔になった女将さん。本当に嬉しそうで、こちらまで笑顔になる。
そして、みんなで花を植えられたそうです。
この花が咲き誇る頃には
少しでも多くの方が、
心穏やかな暮らしを取り戻しているように
そんな祈りの気持をこめて。
その思いが、一人でも多くの方に届きますように。
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