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ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』フランス招聘版☆10月27日夜 [舞台全般]

Img_1466.jpg photo on 27th Oct.

もうすっかり11月。寒くなりましたね。
先々週末の激しい雨と雷とか、最近の日本の天気は変だなあと思う今日この頃ですが、
それ以上に先週のNYのハリケーン「サンディ」は凄かったですね。

今も避難されたままの方達がいらっしゃるようで、一日も早い回復を祈ります。

さて、今週末は穏やかなお天気だったというのに、お家からはあまり出ず。
かといって、ネットをするわけでもなく、先月以来やる気なしなしのワタシ・・・
(ロンドン日記も途中のままやし[あせあせ(飛び散る汗)] ← 覚えてます、頑張ります)
こんな生活はあかんなあ、、、と焦る気持ちもあるんですが、
まあ、ちょっとのんびり、ゆったり、エンジンがかかるまで待つかな。
お仕事の方は先月末に少し進展があったので、いい方向に動いてくれるかどうか、
まだわかりませんが、あとは自分でなんとかするしかないなあと。(意味不明ですみません)
もうちょっと体力を付けて、頑張ろー♪

そんなわけでまたまた1週間以上遅れになっちゃいましたが、
先々週の土曜日にフランス版ロミジュリを観てきましたよ。

 
  ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』フランス招聘版 公式HP

【観劇日】10月27日、1階17列センター、梅田芸術劇場メインホール 

【作・音楽】ジェラール・プレスギュルヴィック
【原作】ウィリアム・シェイクスピア

【Cast】シリル・ニコライ(ロミオ役)、ジョイ・エステール(ジュリエット役)、
  ステファヌ・ネヴィル(ベンヴォーリオ役)、ジョン・エイゼン(マーキューシオ役)、
  トム・ロス(ティボルト役)、グラディス・フライオリ(乳母役)、
  ステファニー・ロドリグ(キャピュレット夫人役)、セバスティエン・エル・シャト(キャピュレット卿役)、
  ブリジット・ヴェンディッティ(モンタギュー夫人役)、フレデリック・シャルテール(ロレンス神父役)、
  ステファヌ・メトロ(大公役)、オレリー・バドル(死)、他

昨年の秋に観た日本版の感想はこちら(↓)です。
  ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」☆9月22日、10月16日

このミュージカルの歌は大好き♪
聴いているのはウィーン版のCDなのでドイツ語ですが・・・
でも、実はオリジナルはフランス版やということが、
昨年、日本版を観に行った時にわかって。しかも、来年の秋には来日すると。
それ以来、楽しみにしてたんですよねー。

ドイツ版に慣れていた私は日本版の公演の際に、
♪リ~べ♪(ドイツ語)のところを♪エメ♪(フランス語)と歌っているのにびっくりで。
めっちゃ違和感があったものです。^^;
日本版とオリジナルDVDを観たのでその違和感はかなり和らぎ、
というか、フランス版なわけですからフランス語ですわね、
という感じで今回はすんなりそこは入れました。

オリジナルDVDを観たのでわかってはいたけど、
日本版とフランス版とではかなり演出が違います。

私はフランス版の方が好き。
日本版はなんせ携帯が出てきた時点で興醒めでしたから。^^;
(お好きな方はすみません~) 

今回はフランス版オリジナルのDVDともまた違ってました。
歌も最初の頃よりも増えてるようです。

ただ、日本版のよさもあリました。
今回はジュリエット父、キャピレット卿の心情が分かり辛く
そのため、娘への歌が気持ち的にいまひとつでした。
それと、「死」。その表現というか、雰囲気は日本版の方が好きです。
死のイメージといってもいろいろだとは思いますが、今回の「死」は餓鬼のようで。
なんだか下品というか。もちろん、そういう表現なんだろうとは思うし、
観ていて嫌な感情を思わず持ってしまうくらいに上手いんだとは思いますが、
私達の好みではなくて。

あと、演出とは関係ないですが、やはり生オケではなく・・・
この点は日本版も同じでしたけどね。ちょっと、がっかり。
 

フレンチ・ミュージカルの特徴として、
「物語を紡ぐ音楽の上にダンスやアクロバットが乗っかっている感じの、
いわばストーリー・イン・コンサート」とパンフレットにあったけど、
ともかくダンスが激しく、シンガーとダンサーが別だったりもするので、
生だと合わせにくいのかも?とは思いますが、でもねえ。
実際にフランスではどうなんでしょ?

来年も別のフレンチ・ミュージカル(日本版)をに行く予定なので、
生オケじゃないのかどうか、かなり気になります。
ロミジュリの日本版も生オケじゃなかったんですよねえ。
それがフランス版を意識してのことなのかどうか。

生オケじゃないのはまあ仕方ないとしても音響がよくなくて。
低音をやたらと響かせ過ぎ。音が割れてるような感じでだんだんしんどくなる。
メインホールだと広過ぎて大音響にし過ぎていたのかも?ですが。
BGMの音を大きくしなくても歌をもっと前面に出してくれたらよかったのに、
と思います。特に、アンサンブル。
♪世界の王♪の時とか、アンサンブルをもっと聴かせてほしかった。 

えっと、文句ばかり書いてしまってますが[あせあせ(飛び散る汗)]

全体的には楽しめました。歌と踊りのレベルは高い。
特に前半がよかったですね。思わず、幕間にリピート券を買おうかと思ったくらい。
座席があまりよくなくて、止めましたが。

ジュリエット役のジョイはチラシで見ていたのよりも本物の方が可愛い。
歌もよかったです。母のキャピュレット夫人役のステファニーもよかった。
夫人がジュリエットに結婚とはこんなものだと諭そうとする場面。
二人は舞台下手の建物の二階で歌っているのですが、その歌と動きに合わせて、
舞台中央の暗闇の中で女性二人(若き頃の夫人と母?)が踊ります。
この場面はとても印象に残ってる。

それと、私が好きなのは大公役のステファヌ・メトロ。
ハリのあるいい声なのよねえ。

そして、その彼は単に歌が上手いというだけではなかった!
カテコでの日本語(大阪弁?)。あまりにも似合い過ぎ。
お客さんの乗せ方も上手なのよね。そのまんま大阪で芸人やっていけるよ。

てなことは置いといて、いや、本当にいい声なのよねえ。

全体的にシンガーの皆さんは聴かせてくれます。
その点では大満足。

皆さん、サービス精神も旺盛でカテコでは4曲も歌ってくれました。
ステファヌは途中、日本語でも歌ってくれたんやけど、これがまた違和感なくて。
客席みんな両手を頭の上でスイングまでさせられ(右、左、と掛け声、笑)、
めっちゃ大笑い。楽しかったー♪

・・・・・ロミジュリってラストは悲しい話のはずなんですが。(笑)

まっ、いっかー。楽しきことはよきことなり。
終演後もロビーにお見送りに出てきてくれて、大撮影大会でした。
お疲れのところ、ありがとうねー♪

Img_1476.jpg 

右端がジュリエット役のジョイ。その隣がロミオ役のシリル、モンターギュ夫人役のブリジット。

Img_1478.jpg 

右から、キャプュレット夫人役のステファニー、ベンヴォーリオ役のステファヌ、
マーキューシオ役のジョン、ティボルト役のトム(なんと、オリジナル・キャストなんだそう)、
キャピュレット卿役のセバスティエン。

Img_1482.jpg 

そして、大公役のステファヌ♪ 

最後まで陽気だったステファヌ。他の演目の日本ツアーで来日したことがあるらしい。
あと、レ・ミゼのジャベール役をやっているらしいけど、似合いそう。観たい。

この演目。やっぱり歌はいいのよねえ。
この公演を観てから何度も頭の中をぐるぐるしています。
いつか、ウィーン版も観てみたいなあ。


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