SSブログ

映画『岳 -ガク-』☆6月5日 [映画]

337450view001[1].jpg

日曜日に映画『岳 -ガク-』を観てきました。

小栗くんがお目当てなわけですが、
それと、日本アルプスの山並みを大スクリーンで見たくて。
素晴らしい景色でした。


映画『岳 -ガク-』 公式HP

【監督】片山修 
【原作】石塚真一  【脚本】吉田智子 
【キャスト】小栗旬(島崎三歩)、長澤まさみ(椎名久美)、
  佐々木蔵之介(野田正人)、石田卓也(阿久津敏夫)、矢柴俊博(座間洋平)
  やべきょうすけ(安藤俊一)、浜田学(関勇)、鈴之助(守屋鉄志)、
  尾上寛之(遭難する青年)、波岡一喜(三歩の親友)、森廉(青木誠)、
  ベンガル(遭難者の父)、宇梶剛士(横井修治)、小林海人(横井ナオタ)、
  光石研(梶一郎)、中越典子(梶陽子)、石黒賢(椎名恭三)、
  市毛良枝(谷村文子)、渡部篤郎(牧英紀)

小栗くんは原作のファンだったことから、
オファーがあった時にすぐ快諾したそうですが、実は高所恐怖症。
後から後悔したりもしたこともあったみたい。
それでも引き受けた以上、クライミングの訓練を重ね、
雪山登山の訓練も経験し、スタントなしで全て撮影したようです。
スタッフに内緒で屋内のクライミングジムに通っての訓練もしてたんだとか。
それだけに迫真の演技でした。何より、笑顔が可愛い。
いろんな思いを心の奥に秘めながら、それでも山が好き!
そういう思いがまっすぐに伝わってくる。

今回はCGに頼らずできるだけ本物を、という思いで撮影されています。
クレパスやどうしても危険な場面はセットも使っていますが、山のロケが多く、
本物の迫力を全面に感じる。 

特に、奥穂高山頂に三歩が立つのシーンは圧巻。
スタッフを最小限に絞り、ガイドをマンツーマンで付けての撮影。
小栗くんも実際に山を登り、山荘で2泊しながらの登頂。
そんな皆さんに見方するように、360度広がる真っ青な空。
爽快!です。

長澤まさみちゃん。
過酷なシーンでもよく頑張っていたと思う。よかったよ。

佐々木蔵之介さん、市毛良枝さん、渡辺篤郎さん、
他の皆さんの演技も光ります。

この映画を観て・・・

山に登りたいなあと思った。
実際のところ、あれだけの重装備で山に登る体力は私にはないから、
ハイキング程度しかできないけど。

私にとって山は憧れであると同時に、恐い場所でもある。
この映画でも遭難のシーンがいくつかあって、命を落としたり、
悲惨な状況があったりと、正直、辛い場面も多かった。

それでも、そこに山があるから登る。
本当に登山の好きな人達は全てを覚悟の上で登っている。
それだけの魅力がある。

少なくとも私が知っている人達はみんなそうなんだろうなと。

もっと気軽に登山を楽しむ方も増えていますが、どうか、お気を付けて。
十分に準備をして、油断せず、登山を、
山を楽しんでくださいね。


追記: 書くかどうか迷ったんですが。

知り合いを二人、山で亡くしています。
今だに、いつか笑顔で「ただいま!」って戻ってくるんじゃないか、
そんな風に思うことがあるんですよね。

だから、残された人達にとって遺体が必要だというのは凄くわかる。
辛く、哀しいことだけど。

山岳救助隊の人達には本当に頭が下がる思いです。
しんどいことが多いですよね。

山を愛する人達が笑顔で、元気に家族の元に戻ってきますように。
ただそう願うばかりです。


nice!(5)  コメント(3) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 5

コメント 3

punchigoo

これは観たい作品です。
by punchigoo (2011-06-09 21:27) 

魔女

ちょっと観たかったんですが、いい映画なんですね(^o^)
行けたら観に行こう(^^)/
by 魔女 (2011-06-11 12:35) 

kanon

ぽんたさん、魔女さん、こんばんは。
物語的に微妙なところはありましたが(原作は読んでません)、
でも、雄大な景色と役者さん達の熱い演技はよかったです。
by kanon (2011-06-12 17:55) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。