ご馳走さまでした♪

またひとつ年を取ってしまいました。
今回は昨年よりも一年を大切に、ゆったり過ごしていけたらいいなあ、
と思います。

とりあえず（笑）、夜はダーリンとおいしいものを食べに！

先日も書きましたが、今年はなるべく地元、阪神間で♪
ということで、Koshimo +plus（コスモ・プリュス） さんへ。
おいしかったー！楽しかったー

　

昨年の５月にできたばかりのお店。
店名はオーナーシェフ、小霜さんのお名前から付けられているようです。 

お店は芦屋駅のすぐ南、こんなとこに？という場所にありますが、
地元の方ならすぐわかる、ルナ・ホール東側の斜めになった道沿いです。 

厨房が外から見えます。ダーリンを待つ間に写真撮影。 

店内はこんな感じ。この反対側にオープン・キッチンがあります。
そちら側にはお客さまがいらしたので写真は撮れてませんが、全体的にスッキリとした雰囲気。
テーブルの配置もシンプルで、動線もよさそう。 いい感じです。

私達のテーブル・セッティング。おされなグラスはDANSK（ダンスク）。
ドイツ製のようですが、名前はデンマーク風という意味で、
スカンジナビアモダンアートがコンセプトのようです。
その作品たちはデンマーク王室やルーブル美術館のコレクションに加えられているとか。

まずはワインなんですが、こちらはワインとお料理のマリアージュ・コースは特にありませんが、
常時、赤、白、３種類ずつ＋シャンパーニュのグラスを置いているとのことでしたので、
ソムリエ兼支配人の小林さんにお願いして、シャンパーニュ、白、赤、それぞれ一杯ずつをベースに
（ダーリンはもう少し飲むかも？も伝えて）お料理に合わせて出してもらうことにしました。

　　エグリ・ウーリエ　ブラン・ド・ノワール　グラン・クリュ N.V.
　　　 / Egly Ouriet Blanc de Noir Grand Cru N.V.　ピノノワール100%

まず最初に出されたのがこのシャンパーニュ。 おいしい♪
小林さん曰く、これは発泡性が抜けても白ワインとして十分に楽しめるものだとか。
深みのある味。いいわー。

最初の一皿はノルウェーサーモンのシフォンケーキ＆イベリコ豚のクッキー。
向うではクッキーがアミューズとして出されることがあるということで、それにちなんで。
食前にデザート？と思いましたが、甘くはなく、不思議な感じで楽しめました。 

テーブルクロスの上に置いてあった可愛いものは、
丸い部分がマグネットになっていて、こうやって（たぶん）鞄を引っかけるものです。
ヨーロッパに旅行していると、こういうものを持参して鞄を引っかけるマダムを見かけたりします。
（マグネットではなくて単に引っかける状態のものですが） 

二皿めはハリイカ、サラダ白菜、サラダエノキと長野産ホワイトアパラガス、クレソン、
ソースはホワイトアスパラガスのクーリとフランボワーズのビネガー。

生草系はちょっと苦手（ハーブてんこ盛りとか）なのでどきどきしながら食べましたが、
おいしい。全て混ぜ合わせて楽しみます。ダーリンも気に入ってました。
この後も何度も出てくる言葉なのですが、バランスがいいんですよね。食材とソースの。

　　Château Jonc-Blanc , Acacia

ボルドーの白。香りは甘いけど、味はしっかりとしていて、後味はスッキリ。
飲む前の香りを嗅いだ時と飲んだ時、後味の違いがおもしろい。

ここの生産者二人は変わり者（というとなんんですが、笑）のようで、
これはヴィンテージもないんですが、それは2004年、2006年、2011年のブレンドだから。
型にハマらないワイン。なかなか手に入らないそうです。ラッキー♪   

オホーツクの帆立貝柱と赤貝、もって菊のコンソメゼリー、ウニ。
これも全部まぜまぜしていただきます。

ズワイガニと新潟産のラ・フランス、上にはキャビアとなんだったかな？イクラだと大き過ぎるので、
別のものを使われてました。トマト＆パプリカのソースとマンゴーのソース。これ、おいしかったー♪

横から見るとこんな感じ。ズワイガニの身にキュウリとか、
歯ごたえのあるものを細かく刻んで触感は残して混ぜてあります。 

　　MARC BREDIF（マルク・ブレディフ） Vouvray Rich 2004 HP 

フォアグラに合わせてやや甘めのワイン。
後で出てくる白子はこちらの白の方がよく合ってました。 

フォアグラのポワレとフレンチトースト、キャラメルの香る赤ワインソース。
トップにも別バージョンで載せている一皿。これ、おいしかったー
フォアグラと果物の組み合わせはよくあるけど、まさかフレンチトーストとは♪
嬉しい驚きでした。＾＾ 

食べかけですが、パン。いつもはバターは自家製なんだそう。（今日は違う）
パンは近くのパン屋さんのものらしいですが、おいしかったので今度行ってみよっと。 

カナダ産活オマール海老のリゾット、白子のフリットと共に。
これがねー、２つめの白とよく合うんだよ。お料理とワインのマリアージュ♪いいよねー。 

　　CLOS FLORIDENE BLANC GRAVES クロ・フロリデーヌ　ブラン　グラーヴ　ボルドー 2010
　　セミヨン 56％、ソーヴィニョン・ブラン 43％、ミュスカデル 1％（たぶん）

なんだかんだと３杯めの白。お魚に合わせて。  

本日の鮮魚は金目鯛。金目鯛のこあら焼き。赤蕪のソースと京・菊名のクーリ。
生黒コショウのアクセント。赤蕪のソースが絶妙。あとね。原木椎茸が観劇もののおいしさでした。
バター・ソテーなんやけど、なんか食べてて幸せになるお味 

赤は２種類をそれぞれ少しずついただきました。
ひとつはローヌのワイン。後で調べてもよくわからず。日本ではあまり出回ってない？
鴨ともよく合う、深みのあるお味。 

  

　　 Beaune 1er Cru  “Les Aigrots（レ ゼグロ）”
　　　　Domaine Sébastien Magnien （セバスチャン　マニャン） Pinot Noir 100% 

ピノが好きと最初にお話していたので、開けてくださったワイン。
ゆるい感じのピノではなくて、おいしかった。開けたてだったので、まだ固い感じはありましたが。
これをボトルで頼んでゆっくりと飲んでもよかったかも？ 

仏・ビュルゴー家の鴨胸身のロースト、リンゴとベリー香る赤ワインソース。
インカの目覚め、泡状のものはインカの目覚めの皮から取ったエキス。
鴨は低温調理で1.5時間ほどかけてじっくりと火を通したもの。
パリっとさせた皮を細かく刻んだものが乗ってます。これ、おいしい。
ダーリンは相変わらず低温調理か苦手で、これも心配しましたがなんとか。
しかも、赤ワインのソースはおいしい♪とパンに付けて食べてました。
こういうパターンは珍しい。

ともかく、ここのソースはどれもおいしい。
しかも、メインの素材とお野菜、ナッツなどとソースの組み合わせが絶妙。
バランスがいいんですよね。＾＾ 

フロマージュ２種。チーズはない時もあるそう。右はチーズケーキみたいでした。 

アールグレイのムースとオレンジソルベ。 

タルトタタン。これもまた絶妙のハーモニーでした 

ハーブティとミニャルディーズ。ご馳走さまでした。おいしかったです♪

何度も書いていますが、一皿一皿のバランスがとてもいいんですよね。
私個人的には生のハーブがちょっと苦手なので、多用されているところは気になりましたが、
でも、満足です。なんていうか、感動のあるお料理でした。

それと、なんといっても居心地がいい。れって、大事ですよね。
小林さんのお喋りが楽しく、ワインの解説とか聞いてるとより一層おいしく感じる。
女性スタッフの方もよかったです。＾＾

今回はたまたま割と空いている日だったようで、本当にゆったりと過ごさせていただきました。
この人数で満席やったらどうなるかなあ？というのはあるけど、きっとどうにかされるんでしょう。＾＾

今度はランチに行ってみたいなあ。 
ダーリンは当分フレンチに付き合ってくれそうにありませんが・・・
でも、また行こうね。

ダーリン、今年もご馳走さまでした♪ありがとー  

コメント 2

お誕生日おめでとうございます。
by punchigoo (2013-01-25 12:23) 

ぽんたさん、ありがとうございます♪
by kanon (2013-01-25 23:55)